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【政治】菅新首相の口から突然飛び出した耳慣れない言葉…「最小不幸社会」とは?
1 : ◆SCHearTCPU @胸のときめき▲φ ★:2010/06/10(木) 23:26:50.82 ID:???0 ?PLT(12556)
菅連立内閣が正式に発足した。管直人首相は就任会見で改めて「経済、財政、
社会保障の立て直し」を強調したが、続いて、目指すべきは「最小不幸社会」だとも述べた。
「最小不幸社会」、ちょっと耳慣れない言葉である。新首相は、「政治の役割は、
貧困や戦争など国民や世界の人が不幸になる要素をいかに少なくしていくかだ」と、
その意味を語る。英語では「ミザリー ミニマム ソサエティ」
(misery minimum society)とでも言うのであろうか。
だが、政治家の言葉というより、政治学者か社会学者の学術用語の趣である。
確か英国の著名な政治学者ハロルド・ラスキの論文に「シビルミニマム」
「ナショナルミニマム」という概念が述べられていて、わが国でも数十年前に大いに流行ったことが
あった。首相は東工大の学生時代、政治学者の永井陽之助に師事していたというから、
その流れから引いた言葉かも知れない。ふつう政治家は、「豊かさを実感できる社会」とか、
「格差社会の是正」とか、夢や希望のある将来展望をそのモットーに掲げるものだが、
新首相は冷静にというか押さえ気味である。自他共に認めるリアリスト、現実主義者の
面目躍如といったところだが、果たして、現在の日本の政治状況において、この言葉と
概念でどこまで多くの国民の同意を調達できるだろうか。
*+*+ サーチナ 2010/06/10[23:26:50] +*+*
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0610&f=business_0610_201.shtml
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