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「ちゃっきり節」
北原白秋作詞・町田嘉章作曲
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唄はちゃっきり節 男は次郎長
花はたちばな 夏はたちばな 茶のかおり
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
茶山 茶どころ 茶は縁どころ
ねえね行かずか やあれ行かずか お茶つみに
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
さあさ 行(ゆ)こ行こ 茶山の原に
日本平(にほんだいら)の 山の平(たいら)の お茶つみに
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
お山見れ見れ あの笠雲(かさぐも)を
ねえね着て出や 今朝は着て出や 菅(すげ)の笠
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
帯はお茶の葉 鶯(うぐいす)染めよ
赤い襷(たすき)の そろた襷の 程のよさ
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
お茶の茶山の 茶の木の中で
おまっち何というた いつか何というた お茶山で
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
茶の実とんとろりと しめ木にかけて
かわいおまっちの じつはおまっちの髪油
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
日永そよかぜ 南が晴れて
茶摘鋏(ちゃつみばさみ)の お手の鋏の 音のよさ
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
昔ぁ火の中 草薙(くさなぎ)さまよ
いまは茶の中 茶山茶の中 茶んぶくろ
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
山で啼くのは やぶ鶯よ
茶摘み日和の 晴れた日和の 気のとろさ
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
歌え歌えよ 茶山の藪(やぶ)で
惚れて歌わにゃ そろて歌わにゃ 日がたたぬ
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
どんどどんどん 積み出すお茶は
とても新茶の 揉んだ新茶の 濃い緑
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
お茶は清水へ お月さんは山へ
わたしゃ蜜柑(みかん)の ぬしと蜜柑の 花かげへ
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
出たよぼんやりこと 花待ち雲も
さきの茶山の 宵の茶山の はなに出た
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
なにをくよくよ お晩の茶揉み
月にあの子も とろりあの子も 揉みに来る
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
夏じゃ五月じゃ 新茶じゃ粉ちゃじゃ
やあれえれえれ やあれえれえれ ごせっぽい
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
やっさもっさよ お茶屋の前で
こっちゃお抹茶 あっちゃお抹茶 はりこんぼ
ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ
きゃあるが鳴くんで 雨ずらよ
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