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456 :無党派さん:2010/06/09(水) 14:43:54 ID:EQTx2QZW
新聞社の有料サイトの成功例は、経済記事に独自の強みを持つライバルのウォールストリート・ジャー
ナルなど数少ない。それでも有料化に踏み切るのは、広告に頼る今のサイト収入が新聞社全体を支え
る規模に成長しないことがある。同社のネット関連収入は昨年で全売り上げの14%。一方で、多くの割
合を占める紙媒体の広告収入は、消費が回復してきた第1四半期でも前年同期比2けた台の落ち込み
だった。
「情報にお金を払うことが人々の習慣にならなければ、新聞に未来はない」。ヘイバーマンさんは言う。
ニューヨーク・タイムズは紙の新聞の購読料も値上げに踏み切った。昨年1年間で部数は7万5000部
減って96万部(平日版)になったが、売り上げは3%増えた。
地元を題材にコラムを書くヘイバーマンさんは決めていることがある。「例えば『70年代のニューヨークの
危機』と書くのに、いちいち当時の財政状況などは説明しない。読者にその知識があるというのが前提だ」
この感覚は同僚たちにも共通しているという。「ターゲットは大卒以上の富裕層。国際情勢でも、映画でも
似た関心を持つ人たちだ。語彙(ごい)力も求められる。1930年代に東欧から移ってきた私の両親には
読むのが難しい新聞だ」
時には鼻につくほどの高級路線こそ、同紙の戦略の根幹なのである。ロビンソン社長は「私たちの読者は
価値あるものにはお金を払う」と話す。有料化は、厳しい選別にさらされる試練でもある。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100609/mcb1006090955031-n1.htm
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