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福島社民党は、生徒会規約とは別に、沖縄の核の有無、周辺国の思惑、野党の思惑等を総合的に判断して離脱したのかが問われます。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak38/msg/911.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 6 月 01 日 15:13:20: 4sIKljvd9SgGs
 

 
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沖縄には核兵器がある。65年前から、ずっと、ある。それが東アジアにおけるアメリカの「抑止力」の正体である(内田樹)
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/475.html
投稿者 クルテクと森の仲間たち 日時 2010 年 6 月 01 日 13:34:10: Z7xl4Cth248vg

 「われわれは外交的なフリーハンドをもった主権国家ではない。

  繰り返し書いているとおり、日本はアメリカの軍事的属国である。

  そのことを直視するところから始めるしかない。

 「何ができないのか」を吟味することなしに「何ができるのか」についての考察は始まらない。」


内田樹氏のブログより。

http://blog.tatsuru.com/2010/06/01_1216.php

2010.06.01
さよならアメリカ、さよなら日本

新聞の電話取材で、またまた米軍基地のことを訊かれる。
グアムへの米軍基地の移転コストを日本政府が肩代わりしたり、「共同開発」名目で米軍の支出を予算的に「思いやったり」することについてどう思うかというお訊ねである。
しかたないんじゃないの、とお答えする。
「厭です」といって払わずに済むものなら、とっくにそうしているはずである。
「厭です」と言えない事情があるから、泣く泣く「みかじめ料」を出しているのである。
もちろん近代国家同士のあいだの話であるから、別に米軍が日本にドスをつきつけて「払わんと痛い目にあわせるど、こら」と凄んでいるわけではない。
「払わないと、そちらさまがとっても『たいへんな目』に遭われるのではないでしょうか。いや、われわれはまあよそさまのことですから、どうだっていいと言えばどうだっていいんですけど、まあそちらさまとも先代からの長いお付き合いですから、老婆心ながら・・・」と言われているのである。
米軍に日本から出て行って欲しい。
これは沖縄県民と日本のそれ以外の地域の「ふつうの人」の正直な気持ちである。
それなのにアメリカは「出て行かない」。
別に無理強いに居座っているわけではない。
最後の最後で、日本政府が「やっぱりいてください」と懇願しているというかたちになってこうなっている。
なぜ、最後の最後で日本政府が「やっぱりいてください」と懇願するのか。その理由を記者のかたに懇々とご説明する。
理由は「アメリカ軍がいなくなったあと」についてのシミュレーションをすればわかる。
アメリカは沖縄に核兵器を置いている。
もちろん、公式には誰も認めないが、これは「沖縄に核はない」と考えるよりも蓋然性が高い推理であるので、私はこれを採用する。
別に政治的立場とは関係ない。純然たる「蓋然性」の問題である。
「沖縄には核がある」と想定した方が「ない」と想定するより、「説明できること」の数が多いので、採択するのである。
「ない」と想定した方があれこれの日米両政府の「よくわからないふるまい」をよりうまく説明できるのであれば、私は喜んで「沖縄には核はない」という言明を支持するであろう。
沖縄には核兵器がある。
65年前から、ずっと、ある。
それが東アジアにおけるアメリカの「抑止力」の正体である。
だいたい「抑止力」というのはもっぱら「核抑止力」という言い方でしか使われない言葉である。
もしかすると「あるように見せかけて、実はない」のかも知れない。
けれども、「あるように見える」せいで、「沖縄の核」はソ連、中国、北朝鮮などに対しては十分抑止的に機能してきた。
たぶん「あるように見えるけれど、ない」というのが核抑止力の使い方としてはいちばんクレバーなのだろう(あると、盗まれたり、爆発したりする可能性があるし、膨大な管理コストがかかるけれど、「あるように見えて、実はない」のなら、リスクもコストもゼロだからである)。
だから、日米としては理想的には「疑心暗鬼の眼にはあるように見えるが、実はない」状態にもってゆきたい。
けれども「いつ」そのシフトがあったかがわかっては身も蓋もない。
「あるようなないような状態」をできるだけ長く引き延ばしたい。
だから、沖縄からの米軍基地の撤去は「抑止力」戦略を取る限りは不可能な選択になる。
日本には憲法九条があり、(空洞化したとはいえ)非核三原則がある。
米軍基地のない日本列島には100%の確率で「核兵器はない」と推理できる。
現在の沖縄に核兵器はないかもしれない。でも、「あるかもしれない」と思わせることには成功している。
日米の従属関係を勘案すると、日本政府が自国領内に他国軍が核兵器を配備しているかどうか「知らない」ということは大いにありうる。
ふつうの主権国家ではありえないことが、日米関係なら「ありうる」。
中国も北朝鮮もそれはよくわかっている。
たぶん米軍関係者は鳩山首相に沖縄でこう囁いたのではないかと私は想像している。
「首相、ここだけの話ですけどね、実は沖縄には核兵器なんか、ないんです。でも『あるように』見せかけている。そちらだって、憲法九条を維持し、非核三原則を掲げているお国だ。その上で『核抑止力』を機能させようとしたら、どう考えても、『ないけど、あるように見えている』という状態がベストでしょ。でも、これがあなた、国外に米軍基地が全部移転してごらんなさい。『ない』ということが世界中にわかってしまうじゃないですか。そのあとも引き続き列島に『核抑止力』を機能させようとしたら、日本政府のオプションは事実上一つしかありませんよ・・・」
そう、オプションは一つしかない。
それは(考えたくないが)自主核武装である。
憲法九条二項を廃棄し、非核三原則の看板をおろして、核武装する。
それ以外の選択肢は論理的にはない。
通常兵器で「核なみ」の抑止力を担保しようとしたら、「先軍主義」を採用して、医療も教育も福祉もすべて後回しにして軍備を充実させ、徴兵制の導入も考慮せねばならないが、そのような強引な政策を貫徹できるだけの体力は今の日本にはない。だいいち、そのような政策を掲げた政党が選挙で勝てる見込みはない。
核兵器はコストの最も安い兵器である(だから世界中の貧乏国が争って核武装しようとする)。
だから、日本の社会システムを「このまま」のレベルに保ち、かつ十分な抑止力をもつためには核武装しか選択肢がない。
理論的にはそうだが、そのような国民的合意が平和裡に形成される確率もまたない。
ないないづくしである。
護憲派は死に物狂いで反対運動を組織するだろうし、左翼勢力も一斉に息を吹き返すだろう。まさしく国論を二分するような騒ぎになり、政治不信は募り、経済も停滞し、国民のあいだの相互信頼は崩れ、日本社会は回復不能の傷を負い、にもかかわらず核武装への合意形成には至らない。だいいち「核なき世界」をめざすオバマ大統領が許すはずがない。
つまり、「核武装のための合意形成」は「試みるだけ無駄」なのである。
通常兵器による抑止力形成はコスト的に不可能。コスト的に引き合う核武装は国論の統一ができないので不可能。
つまり、抑止力戦略の有用性を信じる限り、私たちには「現状維持」しか打つ手がないのである。
そのうちもしかしたら、アメリカの覇権が瓦解して、アメリカが東アジアから撤退し、軍事的緊張そのものが消滅するかも知れない。中国の民主化が進んで人民解放軍の影響力が抑制されるかもしれない。北朝鮮の独裁体制が崩壊して、南北統一民主国家が半島にできるかもしれない。オバマ大統領の「核なき世界」構想に世界中の国が賛同して、核兵器の存在しない世界になるかもしれない。
何が起こるかわからない。
鳩山首相はたぶん沖縄で米軍関係者にこう言われたのである。
「いや、どうしても出て行けとおっしゃるなら、われわれも沖縄から出て行きますよ。でもね、フェイクではあれ核抑止力がなくなった日本列島の国防について、あなた何かプランお持ちなんですか?核武装はおたくの国内事情からしてありえないでしょう。われわれだってそんなもの日本に許すわけにはゆかないし。『東アジア共同体』?おお、結構ですな。でもね、日米安保条約を維持したままの東アジア共同体構想なんか中国が呑みませんよ。ということは、あなたね、われわれが沖縄から出て行くというのは、日米関係は『これでおしまい』ということなんですよ。そのへんのことわかった上で、『国外』とかおしゃってたのかなあ・・・いや、そんな青い顔しないで。われわれだってヤクザじゃないんだ。いつまでも居座る気じゃないですよ。東アジアの軍事的緊張が緩和したらですね、いつでもおいとまする用意はある。その日をわれわれもあなたがたも待望していることに変わりはない、と。ですからね、日米手を取り合ってアジア全域が民主化される日をともに待ち望もうではありませんか。」
そう聞かされて、「ふはあ」と深いため息をついたのではないか、と私は想像するのである。
それくらいの想像は新聞を斜め読みしているだけでもできると思うけど、と記者にはお答えする。
われわれは外交的なフリーハンドをもった主権国家ではない。
繰り返し書いているとおり、日本はアメリカの軍事的属国である。
そのことを直視するところから始めるしかない。
「何ができないのか」を吟味することなしに「何ができるのか」についての考察は始まらない。

uchida : 2010年06月01日 12:16


 

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コメント
01. 2010年6月01日 13:51:07: LGUfwnafEI
もし核兵器が抑止力の全てだと言うなら、別に沖縄でなくてもいいんじゃないの?
だって潜水艦だったら、日本海でも東シナ海でもどこでもいますよ。

もっと言っちゃえば、アメリカ本国に3000発もありますよ。

これ、発射後2時間くらいで世界中どこでも灰にしますよ。

なんでわざわざ沖縄になきゃいけないの?

運搬方法は別に爆撃機だけではありませんよ。


02. 2010年6月01日 14:11:00: u8T2aRIP9Y
核抑止なんて日本には元々無いのに、そんな幻想を抱いているおめでたい奴がいるのか?
アメリカ本土にある核兵器も沖縄に仮にある核兵器も全てはアメリカの抑止力であって、日本の諸外国に対する抑止ではないよ。だって、日本には核兵器を使う権限がないじゃん。

03. 2010年6月01日 14:31:27: 1YataSbVoA

●官僚&旧政権が隠す、沖縄海兵隊グアム全移転の真実

当たり前のように繰り返されてきた、普天間基地の『一部を移転』との報道は、
汚職まみれの旧政権&官僚&基地利権マフィアによる捏造にすぎない。

普天間基地を抱える伊波洋一市長と宜野湾市役所の人々は、
近隣の市町村と共に直接グアムへも訪れ、海兵隊の移転計画について独自に調査した。
同市は、かねてから米軍関連の情報を収集してきており、分析力も高い。
結果、
「将来、沖縄に残る海兵隊員の数は、空(ゼロ)であり、実働部隊はない。」
2014年(数年遅れるとの報道)までに普天間基地のほぼ全ての機能をグアムに移転することは、
米国のほうで既に決定済み。
よって、普天間撤退後の沖縄には、利権集団が捏造した『1万人の幽霊隊員』が残るのみ。
マスコミは、この件について重々承知だが、一切報じない。

* 旧政権&官僚と、米国が結んだ密約とは *
普天間撤退以降も、捏造した『1万人の幽霊隊員』が沖縄に駐留することにして、
継続的に『思いやり予算』を得る。
財政難の米軍は、その金をグアム基地の運用費に流用する。

米海兵隊約8000人と、その家族約9000人がグアムで使用する施設、インフラ整備費102.7億ドルのうち、60.9億ドルが日本の負担。
それに加え、不要に巨大な新基地の建設費用が、およそ1兆円とされる。
旧政権&官僚&基地利権マフィアで、
米軍基地にまつわる1兆5000億円以上の利権を山分け、ということ。

辺野古のキャンプ・シュワブには、2014年までしか使わない、海兵隊員用のきれいな宿舎や娯楽施設が、すでに何棟も建設されている。
外務省らの詐欺行為によって、巨額の税金が無駄遣いされてしまった。
2009年4月、伊波市長は国会の参考人として、「幽霊定数が重視されるのなら、日本が出すグアム移転費用60,9億ドルは無駄金になる」と述べた。

↓田中宇さんの記事ですが、かなり短くまとめたのでオリジナルをお勧めします。
http://www.tanakanews.com/091210okinawa.htm

●在沖海兵隊「定員」1万8000人の問題について
【自民政府の作った虚構であることが判明】

沖縄等米軍基地問題議員懇談会での川内博史会長の発言
 日時 2010年4月7日(水)
 場所 衆議院第1議員会館・第4会議室

 月曜日に近藤昭一議員と私(民主党川内議員)で、第3海兵遠征軍司令官・在日海兵隊基地司令官(日本の海兵隊最高責任者)であるロブリング中将と、メルトン大佐(海兵隊バトラー基地、外交政策部長兼参謀長補佐)、外交政策部次長のエルドリッジさんと意見交換をしてきました。
(略)
鈴木宗男衆議院議員から〜質問主意書が提出され、その中で「定数1万8000人の根拠は何ですか」と聞きました〜答弁書には「額賀防衛庁長官(当時)が1万8000人と言った」「これが1万8000人の根拠である」と、書かれていました。
(略)
エルドリッジさんは私に「1万8000人と言った主語は誰か」と聞くので、「日本政府である」と答えました。するとエルドリッジさんは、「そうである。私たちに責任はない」と答えたのです。
 そこで私は、「あなた方に責任はないかもしれないが、あなた方は1万8000人という数字を利用してきたでしょう」と申し上げました。メルトン大佐とエルドリッジさんは、しばらく黙ったままでした。
 結局1万8000人という数字は、旧政権下において、額賀防衛長官と守屋次官が作った数字ではないのか、ということが徐々にはっきりしてきたと思います。
(略)
 ロブリングさん(第3海兵遠征軍司令官・在日海兵隊基地司令官=最高責任者)と、私と近藤さんとで合意したことが一つあります。「日米関係は大事である、今後日米関係を強化・発展させていくためには、国民の皆さんに本当のことをきちんとはなさなければならないですね。本来、国民の皆さんが知るべき事実を、しっかりとお伝えしなければなりませんね」と、そうしたことをロブリングさんに申し上げたところ、ロブリングさんは「I agree」とおっしゃいました。ですからエルドリッジさんも、1万8000人という数字に、米国政府は責任を持ってはいないということを正直にお答えになられたのでしょう。
(略)
グアムには兵士8,600人と家族9,000人が移転するのですから、それで十分です。普天間基地の部隊もその中に含まれているのです。「とりあえずグアムにいってください」ということを、5月の合意にするべきです。月曜日の懇談で、そのことに確信をして、帰ってきました。
http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/380.html

●「沖縄からグアムへ海兵隊を移すのは、アメリカの戦略として選択されている」
伊波洋一沖縄県宜野湾市市長、サンプロに出演
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/199.html

●米軍幹部がポロリ 〜 自民政府が代替施設建設の根拠としてきた、
「在沖縄海兵隊1万8000人」という数字は、基地利権絡みのデッチ上げだった。
http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/314.html



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コメント
 
01. 2010年6月01日 15:58:35: SBztI6XWSY
社会心理学的にいえば
きずな喪失症候群のアメリカ
燃え尽き症候群の日本
つける薬はないのですな。

鳩山総理に囁いた米軍・軍複合体連中
きずな喪失症候群の人間が搾取しようとする時の
常套台詞だよ。

お人好し日本に対して
あなたのためにやってあげてるんだよ。(本当は自分ために)
お人好しの罪の意識を悪用して(アメリカ様がこんなに私のためにいってくれてい              るのに無碍にしたら申し訳ない)
どうか無限に駐留費払いますから是非このまま沖縄に駐留してください。


02. 2010年6月01日 20:07:26: EAo5YST5jk
時間軸を長く考えた場合、
普天間の代替基地予定地の辺野古には沖縄県民の反対で何も出来ないでしょう。
仮に政権が交代してもです。流血の事態を覚悟すれば別ですが。
この場合基地の機能は発揮できません。
これは数年後の常識です。
ところがこの件で鳩山民主党は獅子身中の虫4匹を筆頭に無能者を抱えています。
選挙で負けれ待っているのは地獄です。
長期的に物事を考えられるのはこの参議院選挙後です。
次期衆参同時選挙まで3年あるからです。
そのために今回の選挙を如何に切り抜けるかが問われています。
今となっては投票率を極端に低下させるほかありません。
例え公共が小さい勝利を収めても。

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