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721 :無党派さん:2010/05/28(金) 12:54:08 ID:Uvs1GB8H
熱血!与良政談:悩ましい参院選が来る=与良正男
ご存じの通り、国会の会期は6月16日まで。延長しないで閉会すれば、参院選は7月11日が投開票となる。
本来、政権発足直後に手をつけるべきだった政治主導を確立する法案など積み残しの法案は多々ある。でも、普天間問題に追われる鳩山由紀夫政権には会期を延長し、すべてを成立させる気力も体力もない。
会期を延ばし参院選がずれ込めば、人気上昇中のみんなの党の準備が進み候補者が増える。そうなると民主党の議席が減るだけだから……という情けない声も聞いた。
このままでは有権者にとっては本当に判断が難しい参院選となりそうだ。そこで気が早いようだが、少し頭の体操をしておこう。
焦点は民主党がどれだけ負けるか、に尽きるだろう。「参院でも民主党が単独過半数を」という目標が達成できると考えている民主党議員は現在、皆無に等しい。
社民党、国民新党を加えても過半数を取れなければ(選挙前に社民党は連立離脱するかもしれないが)、みんなの党との「民・みん」政権か、公明党との「民・公」政権になる可能性がある。
それができなければ参院は少数与党。つまり、安倍晋三政権下で自民党が惨敗した3年前の「衆参ねじれ」が再現する。
あの時、勝った民主党は「参院選が直近の民意だ」と言って、国会では自分たちの主張を随分ごり押ししたものだ。政府の法案は通らず、国会は進まない。今度はブーメランのように民主党を苦しめることになる。
722 :無党派さん:2010/05/28(金) 12:54:12 ID:Uvs1GB8H
私も当時、「いずれ政権交代時代が来るのだから、衆参ねじれの下での参院審議のあり方について今のうちから与野党で話し合っておくべきだ」とコラムに書いたり、
テレビでしゃべったりしたが、国会議員はほとんど誰も聞いてくれなかった。まあ、そのツケが回ってくるかもしれないという話だ。
民主党への失望感は大きいが、かといって自民党に直ちに政権を戻そうとも思わない、一方では再び何も物事を決められない不安定な政治状況に突入するのがいいのかどうかも分からない
−−恐らく多くの有権者が悩ましいと考えているのはそこだろう。
有権者のこんな悩ましさを少しでも民主党が取り除こうと思うのなら、鳩山首相が退陣し、体制を一新するのが最良の方法ではないか。
今回もしつこくそう書いておくが、残念ながら、これまた、なかなか聞いてもらえそうもない。(論説副委員長)
http://mainichi.jp/select/opinion/yora/news/20100528org00m070006000c.html
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