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686 :無党派さん:2010/05/27(木) 22:28:09 ID:3HSOXqnP
「総論賛成、各論反対」露呈=普天間問題の見解集約で−知事会
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関連し、27日の臨時会議で鳩山由紀夫首相から訓練の県外移転に協力を求められた全国知事会(会長・麻生渡福岡県知事)は
「真摯(しんし)に対応していく」との見解をまとめた。しかし、議論の過程では麻生会長が提出した原案に異論が続出。会議は、沖縄県の負担軽減は理解するが訓練の受け入れは困難という「総論賛成、各論反対」を露呈する形になってしまった。
原案は鳩山首相退席後に配布された。出席者が問題視したのは「知事会は政府から具体的な提案があった場合には(中略)今後とも協力していく」の「協力」という文言だ。
陸上自衛隊北富士演習場で米軍の射撃訓練を受け入れている山梨県の横内正明知事は「協力には限りがある」と注文。
同様に、自衛隊演習場で米軍訓練を分担している大分県の広瀬勝貞知事も修正を要求した。徳之島を抱える鹿児島県の伊藤祐一郎知事は「協力は個別の都道府県を拘束しないことが前提だ」とくぎを刺した。
そもそも今回の知事会議は、鳩山首相の申し入れで急きょ決定したもの。知事の間では、移設問題の解決期限とした5月末を前に「首相が誠意をアピールする場として知事会が利用された」との思いがくすぶる。結局、18府県の知事が「公務」を理由に会議を欠席した。
最終的に見解は「協力」を「真摯(しんし)に対応」に差し替えて決着。終了後記者会見した麻生会長は「沖縄県の負担軽減が必要なことを知事会として確認したことは大きい」と会議の成果を強調する一方、
「われわれが『この地域がいいですよ』なんて言えない」と、知事会に協力を要請した首相を批判した。(2010/05/27-21:51)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2010052701059
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