641 ：無党派さん：2010/05/12(水) 15:09:07 ID:ni67dJSp
参院選宮城　自民県連、１議席死守を最優先
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100512t11025.htm

自民党県連は１１日、夏の参院選宮城選挙区（改選数２）の公認候補を新人の熊谷大（ゆたか）氏
（３５）１人に絞ることを決めた。党本部は４選立候補に意欲を示す現職の市川一朗氏（７３）を念頭
に２人目の擁立を要請していたが、県連は議席死守を優先した。関係者は党本部の判断と市川氏
の動向を注視している。

午後１時半、仙台市青葉区の県連事務所で選対委員会が開かれた。「情勢は自民党に大変有利
に動きつつある」。出席した市川氏は、鳩山内閣の支持率急落を挙げて指摘した。「党勢拡大には
２人目を立てるべきだ」。会議前半は主戦論が先行したが、ベテラン県議が「公募で候補者を選ん
だ事実は大変重い」と言うと、慎重論が噴き出した。

県連は１月、公募選考で熊谷氏の擁立を決めた。市川氏も名乗りを上げたが、選から漏れた。選
対委は県連会長の小野寺五典衆院議員（宮城６区）に判断を一任。小野寺氏は「党勢は２人が当
選できる状況にない」として、公認候補を熊谷氏１人にすることを提案し、了承された。

市川氏はぶぜんとした表情で県連事務所を出た。取材には「何も言えない」と語った。１時間後の
総務会には熊谷氏が現れ、「新生自民党の看板を背負い頑張りたい」と力を込めた。対照的な場
面が県連の決定を印象づけた。

国会の会期延長がなければ、有力視される７月１１日投票まで２カ月。党本部に４選への意欲を伝
え続けた市川氏は、引き続き立候補を模索するとみられる。党内には「公認が得られなくても出馬
するのではないか」との憶測が飛んだ。

記者会見した小野寺氏は「多くの仲間が心を痛めた。市川氏は県連会長も務めた方。結果は結果
として力を貸してくれると思う」と語った。

宮城選挙区には、民主党が３選を目指す現職の桜井充氏（５４）、新人の伊藤弘実氏（３５）を擁立。
共産党の加藤幹夫氏（４６）、社民党の菅野哲雄氏（６１）、幸福実現党の村上善昭氏（３７）の３新人
も立候補する予定。
　

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