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国民は、自分の職場や町内会での揉め事解決に照らし、6大マスゴミやアンシャンレジームの姿勢に軽蔑と嫌悪感を持ち始めています http://www.asyura2.com/10/lunchbreak37/msg/884.html
文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』 様 5月8日記事 (以下に全文掲載) 鳩山首相の沖縄訪問で明らかになったことは、沖縄の米軍基地移設問題は、鳩山首相個人の努力ではどうにもならないという現実だ。つまり、沖縄県民の集団的な蜂起(抗議)がなければ、米軍基地の県外移設も国外移設も不可能だ、ということだ。僕は、昨年の段階で、「琉球新報」で、「県外」「国外」を語りながら、煮え切らないような、曖昧な発言を繰り返す鳩山首相を、「米軍基地存続論」を公然と肯定するかのような言動を繰り返す岡田外相や北沢防衛相とともに、裏で口裏を合わせているのではないかと厳しく批判したが、それは、鳩山首相も内心は「基地存続論」であり、選挙前に県外・海外移設を強く主張した手前、それを公言することが出来ず、沖縄県民の県外・海外移設への期待感が薄まり、ほとぼりが冷めるのを待つ時間稼ぎをしているだけではないのか、という疑惑があったからだった。しかし、僕は今回の沖縄訪問で、少なくとも鳩山首相個人は、強く県外・国外移設を望んでおり、本音は「基地存続論」ではないのかという疑惑は晴れたと言っていい。そこで、鳩山首相個人の能力や努力では、いかんともしがたいという現実を前に、沖縄県民は、どう対処すべきかを考えてみた。「少なくとも県外・・・」と言いながら、結果的に、日米安保マフィアに説得されたか脅迫されたか分からないが、「抑止力という観点から、沖縄に基地存続をお願いするしかない」と言い始めた鳩山首相の「不誠実」や「裏切り」を批判・罵倒するのはかまわない。しかし、鳩山首相個人を批判するにしろ罵倒するにしろ、あるいは鳩山首相を退陣に追い込むにしろ、それでは問題は何一つ解決しないどころか、一歩も前進はないだろう。むしろ後退するだけだろう。したがって、今、やるべきことは、矛盾するような言い方だが、鳩山首相を批判しつつ、同時にあくまでも海外移設という腹案を持つ鳩山首相の対米交渉を支持し、応援すべきだろう。つまり、米政府が、住民の反対があるところには移設はしないと言っている以上、沖縄県民の米軍基地存続反対という「蜂起」「抗議」行動こそが米政府がもっとも怖れているものであり、それこそが「海外移設」への唯一の道なのではないか、と思う。鳩山首相や民主党の一部の政治家達による米政府を相手とする「海外移設交渉」が実現するためにも、沖縄県民の、そして日本国民の抗議行動が必要だ。しかし、残念ながら、沖縄と徳之島を除く大多数の日本国民の方は、沖縄県民や徳之島住民に同情はするだろうが、自分たちには関係ないというわけで、興味本位で「高見の見物」をしているだけで、決して動きはしないだろう。米軍基地を抱える沖縄県民に「同情」するだけで、内心では、沖縄に米軍基地を据え置くのも仕方ない、と考えている本土マスコミや日本国民に期待するべきではない。ましてや、沖縄米軍基地がなければ日本の安全は守られない、と考える石破茂のような自民党代議士、あるいは外務省、防衛省、マスコミ、軍事評論家等を含む「日米安保マフィア」の連中には何も期待できないし、期待してはいけない。沖縄県民が立ち上がるしかない。 (以上、転載終了) 拍手はせず、拍手一覧を見る
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