投稿者 小澤内閣待望論 日時 2010 年 5 月 02 日 19:12:12: tqdwaHfF/jY1s
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民主党政権になって、よかったこと・・憲法改正、軍事強化、靖国参拝を進めないこと(日本がアブナイ!、5.2)
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/592.html
投稿者 南青山 日時 2010 年 5 月 02 日 17:13:49: ahR4ulk6JJ6HU
http://mewrun7.exblog.jp/12572782/
よくTVなどで、自民党から民主党に政権が代わっても、何も
変わらないという声をきくのだが。
そのようなことを言っている人は、ほとんど政治系のニュース
をまともに見ておらず、TVのコメンテーターか何かがそういう
のを、鵜呑みにしているだけなのではないだろうか?(**)
mewに言わせれば、自民党と民主党の政権は、かなり大きく
違うし。政権交代したお陰で、本当に安心してor喜んで、ニュース
を見られる日が多くなった。"^_^"
何よりも「平和が一番!」のmewにとっては、政治系の報道
では、軍事防衛の面や憲法9条改悪のことなどを、常に気にして
いるし。特に近時、保守タカ派路線だった小泉、安倍、麻生政権
の間は、このブログにもさんざん書いて来たように、「日本が
マジにアブナイ!」と危惧感を覚えたり、イラ立ったりすること
ばかりだったのだけど・・・。
今は、その方面では、かなり心安らかな日々を送ることができる
ようになっている。(・・)
* * * * *
それは、自民党の参院選の公約に関するニュースを見ても、
感じることだ。(**)
『自民党の石破政調会長は30日の記者会見で、参院選公約で
訴える政策の一部を発表した。
憲法改正の発議を衆参両院の総議員の「3分の2以上の賛成」
から「過半数の賛成」に緩和。財政の健全性確保に配慮するよう
義務づける規定を新たに設けるほか、高速道路の「休日上限
1000円」の割引制度を継続・拡充することが柱だ。
憲法改正への財政健全化の規定は、憲法83条に2項を新設し
「財政の健全性の確保は、常に配慮されなければならない」と明記
する。改正要件の緩和とともに2005年の自民党新憲法草案に
盛り込まれている内容だ。
同党が選挙公約に具体的な改正内容を掲げるのは初めて。石破氏
は記者会見で「国民の関心が高まっていないから(言わない)と
いうのは責任政党とはいえない」と述べ、改憲論議に消極的な民主
党を暗に批判した。
また、道路政策については、〈1〉高速道路会社の民営化と受益
者負担原則を堅持する〈2〉新たな国費を投入することなく、
「休日上限1000円」の現行割引制度を継続・拡充し、分かり
やすい料金に見直す――など5項目を示した。<読売新聞30日
より>』
* * * * *
ともかく自民党としては、何とか民主党との対立軸を作りたい
と考えているわけで。
高速料金に関しては、民主党が無料化を公約にしながら、実質
値上げしたと批判されているので、そこを突こうとしたのではないか
と思うのだが・・・。
<でも、自民党が批判していた無料化を見送った民主党よりも
安い金額を設定するのだから、彼らが口撃するバラまき政策に
近いような感じもするんだけどな〜。(・・)>
自民党は、もともと2010〜11年までの憲法改正を本気で
目指していて。<日米新安保体制、軍事強化とセットの計画だった
んだけどね。(-_-)>
05年、小泉首相の時に自民党独自の新憲法草案を発表。07年
安倍首相の時に、憲法改正のための国民投票法を作って、着々と
準備を進めていたわけだけど。
鳩山民主党は、憲法改正を急いで進める気はないことから、
そのことに大きなイラ立ちを覚えているようだし。次の参院選では、
ついに憲法改正を、オモテ立った争点にして、国民の意思を問う
つもりになったようだ。(**)
<ただ、どうせ争点にするなら、財政云々ではなくて、彼らが
メインに考えている9条の改正案をきちんとオモテに出して
くれないと、何かズッコイ感じがする。(ーー゛)>
mewは、絶対護憲派ではないのだけど。自民党の改憲草案
には反対なので、このニュースを見ても、やっぱ民主党が政権
をとっていてくれてよかったな〜と。やっぱ、自民党に政権の
座は渡せないと、改めて強く思ったのだった。"^_^"
今年は、日米安保条約50周年に当たる年なのだけど・・・。
自民党は、できれば今年中に憲法改正をして、それを基に
日米軍事同盟を強化する形で、日米新安保体制を作ろうと考えて
いたのである。(-"-)
で、そのために、昨年、麻生政権の時に、めっちゃアブナイ
新防衛大綱を作ったのだけど。<今後5年の防衛方針を決めた
もので、専守防衛の見直し、集団的自衛権の容認、自衛隊の
海外派遣の恒久法(活動範囲拡大&武器使用の要件緩和)、
その他アレコレの軍事強化策が盛り込まれている。>
『専守防衛や非核三原則さえも見直して、来年から軍拡予定の
アブナイ麻生自民党に「NO!」を』など参照
でも、幸いに鳩山民主党は、その新防衛大綱の決定も見送って
くれて、mewは、本当に嬉しく思っているのだ。(~~)
<ただし、民主党の中でも、前原くんのような新保守タカ派の
人たちが実権を握ったら、改憲&軍事強化路線の道を進もうと
する可能性が高いのよね〜。(ーー)
だから、mewは、鳩山ー小沢タッグや菅氏らを応援する
のだ。(・・)>
* * * * *
そうそう。先日、このニュースを見た時も、民主党が政権を
とっていてよかったな〜と思ったのよね。(・・)
『超党派でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」
(幹事・尾辻秀久自民党参院議員会長)は22日朝、春季例大祭
に合わせ、東京・九段北の靖国神社を参拝した。同会によると、
谷垣禎一自民党総裁、衛藤征士郎衆院副議長ら衆参両院議員59人
が参加した。
鳩山内閣の閣僚、副大臣、政務官は、昨年10月の秋季例大祭に
続いて参拝しなかった。民主党は羽田雄一郎参院議員ら13人が
出席。自民党の町村信孝元官房長官や武部勤元幹事長、
新党たちあがれ日本の平沼赳夫代表、新党大地の鈴木宗男代表も
参拝した。
尾辻氏は参拝後の記者会見で「閣僚の参加者がおらず寂しいが、
谷垣氏の参拝はありがたい」と強調した。谷垣氏は昨年10月にも
参拝した。<共同通信22日>』
* * * * *
mewは、国会議員でも、ひとりの国民として個々の思想信条
に基づいて靖国参拝をする分には、個人の自由だと思うのだけど。
日本政府の代表である首相や閣僚などは、参拝すべきではない
と考えている。(・・)
<中韓への配慮がどうのという話以前に、日本の国民として、
国家神道の象徴であり、天皇&国のために殉じたとされる人だけ
を祀ったり、いまだに戦争を美化した展示などを行なったりして
いる施設には参拝すべきではないと思っている。>
しかも、もし自民党政権が続いていたら、公立の学校が
行事や授業の一環として、靖国神社を訪問させる計画が実施
されていたのかも知れないのである。(ーー)
<超保守団体・日本会議の関連記事コチラ>
そして、そのことを思うと、尚更に、民主党政権になって
よかったな〜と思ってしまうmewなのである。"^_^"
靖国参拝と言えば、ある人から、自民党の前衆院議員の赤池
まさあき氏のブログ(http://akaike.blog-freejapan.jp/)に、
こんなことが書いてあったという情報を頂いたのだ。
<4月23日 「靖国神社春季例大祭−国安らかに」より
『 ●靖国神社参拝が教えてくれるもの
靖国神社の参拝の有無によって、その方の基本的な思想傾向が
分かります。以下、私が感じる大雑把な見方です。
靖国神社参拝 是 / 非
歴史認識 戦前戦後連続派 / 自虐史観・東京裁判史観派
外交 自主、国益重視派 / 媚中、弱韓派
防衛 自主防衛力整備派 / 非武装、軽武装、軍縮派
戦争観 国際法に規定 / 悪、憲法9条を世界へ
日本国憲法 改憲派 / 護憲派
政教分離 多元寛容派 / 一元原理派
マスコミ 懐疑派 / 鵜呑派
勉強 熱心 / 不勉強、偏向
国民代表である政治家であれば、尚更参拝しているかどうかが、
その方を観る大事なポイントになります。一昨年の自民党総裁選挙
でも、若手議員同志で質問状を出し、個別に議論する中で、靖国
への考え方から判断しました。今の政党や今回出てきている新党
を靖国参拝の是非で是(○)、非(×)、不明(△)で分類すると
その理念や基本政策の動向が分かると思います。
民主党 ×
国民新党 △(代表は○)
社会民主党 ×
日本共産党 ×
自由民主党 ○
みんなの党 △(渡辺代表を靖国神社参拝で見たことがない。柿沢
未都氏は22日に参拝)
平沼先生の「たちあがれ日本」
○(与謝野先生は×)
山田杉並区長らの首長新党「日本創新党」
○(山田区長は英霊の言の葉を成人式で朗読する)
今日舛添参議院議員らが立ち上げた「新党改革」
△(舛添氏も靖国神社で見たことがない)
* * * * *
赤池氏は、いわゆる超保守(真正保守)派の政治家なのだが。
これは、赤池氏個人の考えではあるのだけど。超保守派の人の
靖国参拝や国家観に対する考え方を理解するのに、とても
わかりやすい&参考になる表なのではないだろうか?(・・)
いつも書くように、世の中には、色々な考えの人がいていい
とは思うのだけど。<色々な考えの人がいない国の方が、アブナイ
と思うしね。^_^;>
ただ、自分の愛する日本を、どのような国にしたいかって考えた
時に、mewは、この表にある靖国参拝「是」の考え方や、それを
推進しようとする政治家、政党には、絶対に、この国&私たち国民
の運命を託したくないと強〜く思ってしまうわけで・・・。
もちろん支持する政党や政治家を決めるには、安保防衛・軍事
の面だけではなくて、経済・社会政策なども考慮しなくては
ならないのだけど。
戦後の平和主義の維持という点を第一に考えるなら、民主党を
はじめ、この表で「×」をつけられた政党こそが、平和主義派
には「○」の政党になるのだ、と思ったmewなのだった。(@@)
THANKS
(南青山コメント)
赤池という人は郵政選挙で当選した(比例復活だが)いわゆる元小泉チルドレンの一人で、ブログを見ると典型的な<松下政経塾>脳の持ち主のようだ。
2009年の選挙では落選し、比例復活もならなかったから、有権者は賢明な判断を下したのだろう。
彼のブログには、「奉祝「昭和の日」。連合はメーデー開催をやめよ!」「5月3日は国辱の日、半旗を掲げよう!」「4月28日は主権回復の日」等々、頭が痛くなるような表題が並んでいて、小泉政権時代にいかに無能な人材が集まったかがよくわかる。
議会制民主主義は多くの利点があるものの、多くの欠陥を抱えている。
その一例が、このような人が政権中枢に近づく機会を容易に作り出すということだ(いまの民主党政権も相当に危ういのだが)。
表題の「民主党政権になって、よかったこと・・憲法改正、軍事強化、靖国参拝を進めないこと」はまことにその通りで、私たちはこのことの意味をもう少し掘り下げて考える必要があるのだろう。
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