投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 5 月 01 日 14:15:32: 4sIKljvd9SgGs
:774】【コラム】販売台数がピークの9分の1に激減!日本製オートバイのあまりにも厳しい前途 [04/19]
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1 名前:きのこ記者φ ★ 2010/04/19(月) 15:36:21 ID:???
日本で、日本製の自動二輪(オートバイ)が売れない。
社団法人・日本自動車工業会のデータベースによると、ホンダ、スズキ、ヤマハ発動機、
川崎重工業その他を含めた2009年1月〜12月の販売・出荷統計は38万777台。
これは同2008年1月〜12月の52万2315台に比べ27%減である。
また1982年にピークだった329万台と比べると、実に9の1にまで激減していることが分かる。
また、保有台数で見ると、ピーク時の1986年の1867台から緩やかに減少を続け、
2008年には1278万台となり、1986年比で32%減となった。
つまり日本では、新車は少なく、各年式の中古車が溢れている状態だ。
そうした事情から最近、自動二輪買取り・流通業「バイク王」のテレビCMの
放映回数が増えるなど、中古流通が盛んになってきている。(中略)
こうした自動二輪・日本市場の緊急事態はなぜ起こったのか?
筆者の考えでは、理由は大きく3つある。@主婦層、若者層のオートバイ離れ、
A海外メーカーの高級志向に対抗して国産品の値段を上げたことに伴う顧客離れ、
Bアジア太平洋州のFTA(自由貿易協定)の影響、である。(中略)
では、主婦や若者はいま、何を乗っているのか?東京周辺では80年代に比べて、
地下鉄網の整備や私鉄・JRの相互乗り入れの拡大などで、電車・バス移動が増えた。
地方では、80年代の50ccオートバイのように、主婦が軽自動車を乗り回している。
そしていま、増えているのが自転車だ。ファッション性、維持費の安さ、健康志向、
環境意識など自転車が選らばれる理由は多岐に渡る。
さらに、(通称)電動アシスト自転車に対する需要が急激に上昇。
「以前は高齢者や主婦層が主体でしたが、一昨年あたりから高校生の需要など
若者層で予想以上の伸びが出ています。(結果として)2008年、史上初めて
電動アシスト自転車の年間売り上げが、50cc以下の原付を抜きました」
(ヤマハ発動機・営業統括部営業部・営業企画課広報宣伝グループ・グループリーダー宮本義信氏)
(中略)
この100年間ほど世界各地で、庶民所有の乗り物が「自転車→オートバイ→自動車」へと
変化することが、「後進国→新興国→先進国」へと進むなかでの正常プロセスであった。
だが、世界市場でのパラダイムシフトが起こり、環境社会の実現が叫ばれ、
移動体の電動化の波が押し寄せているなか、製造業での超成熟期に突入した日本。
戦後の日本を牽引してきたオートバイ産業を、今後、日本国内でどうやって軟着陸させれば
いいのだろうか。その方策を見出すのは、あまりにも難しい。
http://diamond.jp/articles/-/7926
(長文記事なのでかなり略しています。全文はソースをご覧ください)
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