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「2人擁立」は、参院現職に「中選挙区制的ぬるま湯」を許さぬという事であり、安全策に逃げる自民党も受けて立つべきです。 http://www.asyura2.com/10/lunchbreak36/msg/763.html
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/1b9769f251731a408910449c9bb24c5a 2010年04月01日 小沢民主党幹事長のウルトラ選挙戦術に触れたら、31日の「党首討論」の論評などする気も起きない。(笑)
≪ 民主党:参院選 河上衆院議員がくら替え出馬 議席減へ 民主党の小沢一郎幹事長は31日、京都市と静岡市で相次いで記者会見し、参院選京都、静岡両選挙区(改選数2)で、現職に続く2人目の新人候補擁 立を発表した。 京都では府連が推していた女性を拒否し、昨年の衆院選で初当選した河上満栄衆院議員(比例代表近畿ブロック)をくら替えさせる。衆院選比例 代表近畿ブロックの民主党候補は全員当選し、繰り上げ当選者がいないため、河上氏がくら替えすれば同党は衆院で1議席減となる。衆院選での民意を重く見な い異例の対応には批判も出そう。 小沢氏が大義名分に掲げる「参院選勝利」は一層不透明さを増している。 河上氏は「小沢チルドレン」の一人。小沢氏は、昨年の衆院選で側近の青木愛氏に参院議員を辞職させて、東京12区で太田昭宏公明党代表(当時)へ の対立候補としてぶつけた。07年の岩手県知事選では、達増拓也氏を衆院議員を辞職して立候補させた。 勝負時には「必要な駒」として議員を転身させるのが 小沢氏の手法だ。 一方、県連が2人目は擁立しない方針を決めていた静岡選挙区では、会社員、中本奈緒子氏(30)を立てた。小沢氏は「静岡県だけを全国の例外にして扱うというわけにはいかない」と県連の態度を厳しく批判したが、連合静岡の吉岡秀規会長は31日の記者会見で「内閣支持率の低下の原因は小沢氏のカネの 問題にある。小沢氏が辞職願を出してほしい。そうすれば2人擁立にも真剣に向き合う」と述べ、公然と小沢氏の辞職を要求した。【念佛明奈、平林由梨】(毎日新聞:電子版) ≫
連合静岡の連中も「悲鳴を上げて、小沢辞めろとまで口走る」(笑)味方の支持母体を怒らせてでも、小沢は約束通り複数区2名以上の候補者擁立戦略から一歩も引かない姿勢を貫いている。 今回の参議院選戦略が、民主党政権の盤石を狙うと云うより、自民党の溶解を小沢一郎が狙っているのが良く判る。参議院の選挙制度を最も熟知している政治家が精緻な計算と勇気を奮った結果の戦略、勝算は充分にあると思われる。現時点での民主党への逆風が参議院選直前まで継続する逆風でないと云う読みが勝っているのだろう。 支持団体が手抜きをすれば、即刻手抜きが判明する候補者の擁立方式は票の掘り起こしに極めて有効だ。「玉が良ければ」参議院選は勝てる。支持団体擁立候補と無党派浮動票掘り起こしの両面戦略は現時点では「共倒れ!」と悲鳴を上げる県連があるのは承知の上で、小沢は強行突破である。多少の「共倒れ」は計算づく、比例の票が伸びれば、それはそれでヨシである。
小沢一郎の参議院選挙戦略が「アッと驚く・・・」なだけではない。マスメディアなんかには到底信じられない我が国の雁字搦めになった組織構成を破壊する突破戸が開かれる可能性があるような気がする。その準備として、亀井大臣の郵貯限度額2000万円引き上げは、重大な意味を持つ。 今までの基軸で動く政治家はいずれ全員淘汰されるだろう。自民党だけでなく民主党の議員も同じ事だ。 官僚も検察もマスメディアも同様に淘汰されることを肌で感じるから「窮鼠猫を食む」パニック症候群なのである。 下手をすると鳩山首相も知らない間に、その「アッと驚く・・・」は表層的政治現象とは別の次元で動いているのかもしれない。
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