投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 3 月 16 日 17:56:54: 4sIKljvd9SgGs
2010/03/16(火) 17:33:21 ID:YjKzpqQz
◆自民党が参院選を戦えない理由
それでも、邦夫氏の離党が自民党の崩壊を早めたことは確かだ。
自民党執行部は同調者を出さないために、党内にかつての民主党のような「影の内閣」を組織して舛添
氏や塩崎恭久氏、河野太郎氏ら執行部批判派の有力議員を”影の大臣”に起用し、不満を抑えようとし
ているが、そうした小手先では通用しそうにない。
“台風の目”になるのは世論調査で「首相にふさわしい人」のトップに立つ舛添氏の動向だ。
舛添氏は、最近、新党ではなく自民党総裁を目指しているとの見方も出ているが、側近は「それはあり
えない」と語る。その原因もやはりカネにある。
「谷垣執行部は鳩山内閣の支持率急落で参院選は戦えると楽観視しているが、もはや財政的に自民党
の再建は不可能な状況だ。昨年の総選挙で約130億円もの借金が残り、返済のあては全くない。しかも、
民主党が企業・団体献金を禁止すれば、完全な不良債権化になる。そんな野党に銀行が夏の参院選
費用を追い貸しするはずがないだろう。たとえ総裁が交代しても財政的に選挙は勝てない」
それがわかっている舛添氏が自民党総裁のポストを望むわけがない。だから、「新党」が必要なのだ。
「参院選を戦うためにはこの不良債権を処理する必要がある。党を国鉄方式で新旧に分離し、谷垣総裁
−大島幹事長の旧自民党には“自民党清算事業団”として負債を引き継いでもらう。そのうえで新自民党
を旗揚げして無借金状態でスタートさせる。これから党内では政策路線の対立と総裁選前倒しの要求
が起きるが、単なる人事抗争ではなく、党を2つに割る大義名分づくりのためだ」
鳩山邦夫氏の離党も、与謝野氏、舛添氏らの新党構想も、参院選の前に、借金まみれの自民党から
どう逃げ出すかというのが、新自民党構想が浮かぶ切実な理由なのである。
【千早 正成】
http://www.data-max.co.jp/2010/03/post_9176.html
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