投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 3 月 05 日 12:22:09: 4sIKljvd9SgGs
2010/03/05(金) 11:52:54 ID:/ZaC0rCl
元大阪高検・三井環氏が語る《検察の裏金》(後)
前回記事:元大阪高検・三井環氏が語る《検察の裏金》(前)
http://www.janjannews.jp/archives/2800602.html
(4)「日歯連事件」
三井氏は講演の席上、自らが「けもの道」と呼ぶ、検察首脳らによる内閣への借り、つまり裏金に端を発
したごり押し人事を時の政権に目をつむってもらうことの弊害が、歴代の内閣下で如実に見られると指摘
した。
「政権担当者への捜査を進めようとしても、向こうから『検察の裏金を公表しましょうか』とでもちらつかさ
れたら、捜査を中断せざるを得ない」ことの具体例として、三井氏は、2001(平成13)年7月の日本歯科
医師連盟(略称「日歯連」)による自民党へのヤミ献金事件を挙げた。
これは、自民党三役と同党国会議員への献金に絡んだ贈収賄事件として「大疑獄」になるはずのもので
あったという。
2002(平成14)年3月末、野中広務氏から連絡があり、京都駅前の都ホテルに三井氏は出向く。約1時
間、ふたりはホテルで話し込んだという。三井氏は加納氏への告発資料(週刊誌記事なども含む)を野中
氏に渡し、法務・検察に関するつっこんだ話もしたらしい。
「野中さんは、検察の裏金や検察の弱みについて知っているんです」
「当初、東京地検特捜部は、政治資金規正法違反で、野中氏と村岡兼造氏の2人を起訴する予定だった
という。ところが、松尾検事総長から『2人の必要は無い、ひとりでいい』ということになり、他にヤミ献金で
も〈大疑獄〉となるような事件の捜査が実質的にストップしてしまったのです」
「捜査の中断に対して、特捜部の検事がひとり辞めたと聞いています」
「この日歯連の事件(注・村岡氏の起訴は04年7月)も、2001年の〈けもの道〉、つまり裏金問題で揺れ
る検察人事の解決に、政府高官を頼ったことから、本来捜査すべき事案を、足元を見られて追及できず
に捜査を中断してしまった例なのです」
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