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事故現場の横の踏み切りの前にある○○でその日の9時10分ぐらいから、仕事の打ち合わせをしていました。しばらく話をしていると、「ドンドン、キーン」という大きな音が聞こえてきました。一瞬、アメリカのテロ事件が想起され、ジェット機が落ちたのではないかと思いました。
外に出てみると、マンションから物凄い砂煙が上がっていて、電車の車輌が「くの字」に曲がっている。「えらいことになっている」。
救助活動を始めるにもフェンスが邪魔で、線路内には入れない。まずフェンスを切ろう。ガスで切ろうと思ったが、石油の臭いが立ち込めていたので、手作業で人が出入りできるように切って線路内に入った。
乗客を助け出そうにも車輌のドアが開かない。それで近所の工場の人に呼びかけて、バールを持ってきてもらい、ようやく4両目をバールでこじ開けることができた。そこから人が出てきて、道路にへたりこんでいました。(『「4.25の証言」〜JR福知山線脱線事故を風化させないために〜』)。