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2010/01/24(日) 00:09:07 ID:Bv/qvlcL
経団連 次期会長に米倉・住友化学会長 初の財閥系出身
1月23日22時0分配信 毎日新聞
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米倉弘昌・住友化学会長
5月に任期満了を迎える御手洗冨士夫・日本経団連会長(74)の後任に、経団連の評議員会議長の米倉弘昌・住友化学会長(72)が固まった。
近く開く会長・副会長会議で了承した後、5月の定時総会で正式決定し、就任する。任期は1期2年、慣例で2期4年務める。
住友化学出身の経団連会長は初めて。財閥系企業出身者の就任も初めて。
米倉氏は04年に経団連副会長に就任、2期4年間務めた後、08年から会長の諮問機関である評議員会の議長を務めており、実質的なナンバー2だった。
住友化学では00年に社長に就任。アフリカでマラリアの感染を予防する蚊帳「オリセットネット」を開発、現地生産するなど、事業と援助の両立を実現した。
また、サウジアラビアで世界最大級の石油化学コンビナートを建設するなど、大型投資など積極的な経営手腕が評価されている。
社長在任中の04年10月に、住友化学工業から住友化学へ社名変更した。
財閥系企業で初の経団連会長となる。これまで非財閥系の企業出身者が会長を務めてきた経団連の不文律を破る形での選出となった。
また、化学業界出身の会長は、初代の石川一郎氏(1948〜56年在職)以来。
経団連会長は自民党時代、「財界総理」として経済界のけん引役を自任してきた。しかし、昨年8月の衆院選で民主党が大勝した
政権交代後は、政権への発言力が相対的に低下。また、世界的な景気悪化で企業を取りまく経営環境は厳しく、
財界活動よりも本業に比重を置きがちな企業も少なくない。米倉次期会長は難局の中で、経団連を率いることになる。
【略歴】米倉 弘昌氏(よねくら・ひろまさ)60年東京大学卒、住友化学工業(当時)に入社。
91年取締役、95年常務、98年専務、00年社長、09年から現職。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100123-00000031-maip-bus_all