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:2010/01/15(金) 08:01:42 ID:G5cpKNOs
政権の『屋台骨』外せず 捜査、世論にらむ首相
2010年1月15日 07時06分
鳩山由紀夫首相は十四日、政治資金問題をめぐり関係先が東京地検の家宅捜索を受けた
民主党の小沢一郎幹事長を続投させる姿勢を鮮明にした。「屋台骨」である小沢氏抜きに
政権のかじ取りは考えられないとの判断からだ。ただ捜査の進展次第では、国会運営や
参院選の障害になりかねない。首相は自身の虚偽献金問題に続き、検察当局の出方を
にらみながらの政権運営を強いられることになった。 (竹内洋一)
「二度と出てこないような個性を持った政治家、大変強い信念をお持ちの政治家だ。
民主党の政権獲得に大変、大きなお力を発揮した。これからも発揮してもらいたい」
首相は十四日夜、記者団に対し、小沢氏をこう評し、夏の参院選の陣頭指揮を任せる考えを強調した。
同日朝には、記者団から「幹事長人事を見直す考えはあるか」と問われ、「それは今ない」と即答した。
捜査段階の資金問題に関し、首相は当事者をとがめられる立場にはない。自身も虚偽献金問題を
めぐり元公設秘書が在宅起訴されたばかりだからだ。
加えて、与党経験のない議員が大半を占める政権で、党や国会の運営を委ねられるのは、小沢氏を
おいてほかにいないという切実な事情もある。首相にとっては「小姑(こじゅうと)」(ベテラン議員)的な
存在ではあるが、頼らざるを得ないというわけだ。
一方で、首相は「今」と前置きした上で、体制を見直す考えのないことを強調しており、
あくまでも現時点での判断とも聞こえる。
検察当局の捜査が小沢氏自身に及ぶような展開になれば、民主党に対する世論の
風向きは一気に厳しくなる。参院選への影響を考えれば、首相が決断を迫られる
局面が来る可能性も否定できない。
717 :サンフレッチェ男 ◆jWkaDJV846 :2010/01/15(金) 08:02:35 ID:G5cpKNOs
党内では、すでに「参院選への影響がないとは言えない」(幹部)との懸念がささやかれ、
小沢氏に対して国民への丁寧な説明を促す声も出ている。もともと、
小沢氏の政治手法への不満は潜在的に根強いといえる。
ただ、小沢氏の権勢の絶頂ぶりを前に、批判の声は表向き噴き出していないのが実情だ。
党内がいわば息を潜めて様子見を決め込んでいる格好で、首相のスタンスは、
こうした空気を体現しているようにも映る。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010011590070650.html