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2000年8月にテレビで世間に公表されたJAL123便のボイスレコーダーは、たとえ改竄されているにせよ、叶わなかったが乗客の命を救おうと懸命に操縦をしたJAL123便運航乗務員の死闘を今に伝え、旧運輸省航空事故調査委員会が纏めた『報告書』には、ボイスレコーダーの聴き取り記録が巻末掲載されている。
ところでなにごとにつけ、物事は出だしが肝心。JAL123便のボイスレコーダーも最初の部分が、墜落事故原因究明にとって極めて重要となる。にもかかわらず事故調査委員会はボイスレコーダーについて、最初の部分を含め充分なる解析を行ってはいない。
「…たいとおっしゃる方がいらっしゃるんですが、よろしいでしょうか」(客室乗務員)
「気をつけて」(副操縦士、航空機関士)
ドーンと言う異常音
「なんか爆発したぞ」(機長)
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「スコーク77」(緊急救難信号を機長が発信)
「オールエンジン」(航空機関士)
JAL123便機長が、緊急救難信号「スコーク77」を発したことについて事故調は分析すら行ってはいなく、『報告書』にはボイスレコーダー聴取記録以外には「スコーク77」について、何の言及もない。
事故調『報告書』には、「ドーン」音直前に「運航乗務員の精神緊張度の高まりが見られた」との記述が辛うじて見られるだけである。「スコーク77」発信を検証することに不都合なことが、事故調にとってあるのだろうか。