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1985年8月12日に起きたJAL123便墜落事故原因究明作業で、もっとも世間の関心を集めている説が存在する。それは何かと言えば、当日午後6時24分過ぎ相模湾上空で「ドーン」という爆発音に似た異常音がして、JAL123便の垂直尾翼が破損した際に、機内で急減圧が発生したとする旧運輸省航空事故調査委員会の急減圧説である。
これは事故調説と呼ばれ、後部圧力隔壁修理ミスにより後部圧力隔壁破損部から、急減圧による機内与圧空気の噴流が垂直尾翼を破壊したとする。しかしながら、この急減圧説には今に至るまで多くの疑問が提示され、結論的には機内では急減圧が生じていなく、垂直尾翼の破壊の原因は何かしら「謎の飛行物体」が衝突したのでないかとの衝突説が、その一方で唱えられようになった。
急減圧が生じていなかったことは、生存者の証言からも明らかである。機内では匂いもない白い霧状、もしくは白い煙状の物が一瞬生じたが、それも数秒後にはスーッと消えている。また機内では、乗客の荷物が飛ぶとかの急減圧に特有の空気の噴流もなかったし、急減圧が生じれば当時飛行高度とされる約7,200メートル付近の機外温度であるマイナス40℃にも、機内はなっていない。
生存者は証言している。「寒くはなかった」と。ただ、「機内で人形のような物が後方に向かって飛んだ」との生存者の証言が、ないわけではない。
これらのことを考え併せて、導き出される一定の結論として、急減圧はなかったであろうことが明確になる。
しかしながら白い霧状、もしくは白い煙状の物の発生原因は何であろうか。この白い霧状の物、白い煙状の物の正体は、JAL123便機外にその原因があると考えられ、機内からも視認されている「謎の飛行物体」に起因していると推定する。