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全世界の嫌われ者ハゲタカ国家は、囲碁政治・理系政治に対し、ジャイアン政治が通用しない事を悟り始めたようです。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak32/msg/757.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 1 月 12 日 14:46:28: 4sIKljvd9SgGs
 

オザワ訪米をキャンベル国務次官補が要望
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/378.html
投稿者 まりお 日時 2010 年 1 月 12 日 14:35:39: igp8wnzHgZSDs

【記事転載元・永田町異聞:http://ameblo.jp/aratakyo/


オザワは予想以上に手ごわいと思ったのかどうか、米国のキャンベル国務次官補が、小沢一郎幹事長の訪米を望んでいるそうだ。

時事通信の記者に語ったようだが、本気だとすれば興味深い。

先日のジョセフ・ナイ論文 でもうかがえるように、対日圧力の逆効果を心配する空気が米政府内にも漂い始めたのではないか。

ここで、小沢がその誘いに乗るか、それとも今しばらく動かないでいるか。考えどころとなるだろうし、我々にすれば見どころとなる。

キャンベル、もしくは米国務省首脳の心理を、筆者なりにあれこれ考えてみた。

フテンマ問題で日本の新しい政権を脅し、自公時代同様の従属を誓わせようとしたが、首尾よくいかない。COP15での日米首脳会談を求める日本を袖にしたが、宇宙人宰相はさほど慌てる素振りもない。

それどころか、民主党の総大将、オザワは、大訪中団を率いて胡錦濤と会い、米国の機嫌をそこねても平然としている。

米国一辺倒の従順な日本ではないことに、超大国の威信を傷つけられたと感じる勢力が日本メディアや自民党議員らとともに騒ぎ始めた。

日本外務省の親米派「アメリカンスクール」と気脈を通じ、日米の外交・防衛政策をリードしてきた「安保マフィア」といわれる連中だ。

日米同盟の守護神とさえいわれたリチャード・アーミテージや、ブッシュ・小泉の蜜月を支えたマイケル・グリーンは、わざわざ来日して、自民党とともにハトヤマ批判を繰り広げた。

こうした米政府、議会、シンクタンクの知日派たちの感情的な反発は、マスメディアによって「日米同盟の危機」という大げさな表現で日本国内に流布された。

藤崎一郎駐米大使のように、わざわざワシントン駐在の日本人記者を集めて「危機」を演出する日本の外交官も現れて、鳩山外交への批判は度が過ぎるほどになった。

ところが、ここから、微妙に米側の姿勢が軟化し始める。

とどまるところを知らない日本の横並び報道合戦。その過剰によって、ようやく米政府が冷静さを取り戻したのである。

政権交代を選んだ日本国民の対米感情が悪化すれば、ほんとうに日米同盟が危うくなる。それはむしろ、米国の損失ではないのか。

そういう声が、保守派の強硬な言説に取って代わって強まりだしたのかもしれない。

日本にとって、これまで通りの米国追随が安易な外交政策とすれば、態度を保留するというのは、むしろ積極策だ。その我慢強い「沈黙」の効果が、ここにきて出始めているとはいえないだろうか。

米国は日本との良好な関係の再確認をすべきときがきたと思っているはずだ。

ここまでくれば、ほぼ小沢の計略通りとみることもできる。「ジラシ」の心理的効果を読めない政治家ではないだろう。

世界、少なくとも米中は政権交代前から「小沢シフト」になっていたことを思い起こしていただきたい。

オバマ大統領が誕生して間もない昨年2月16日、クリントン国務長官が来日した。表向き、麻生首相との会談が主要目的のように見せかけていたが、来日前に周到にセッティングされていたのが小沢との会談だった。

米側から小沢に申し入れて実現したものであることがポイントだ。米国にすり寄ろうとせず、相手からのアプローチを待つ。それが小沢の手法だ。

中国も同じような行動をとった。そのわずか3日後の2月19日に来日した王家瑞は、まず小沢との会談日程を決めたあとで、自公両党との協議の段取りを調整したといわれる。

日米中の三角関係を「恋の鞘当て」のように考えるのもいささか気が引けるが、ともすれば中国重視に傾きがちな米国を日本に振り向かせるために、日本も中国重視の姿勢を見せつけることは、必ずしも日米関係にとってマイナスではない。

小沢が大訪中団を率いて胡錦濤と会ったのは、その意味で一定の効果があったのではないか。

一時的に、米側に日本に対する疑念が生まれたとしても、結果的にはお互い日米同盟の重要性を再確認するチャンスになるはずだ。安全パイと思われているからパッシングされる。

「日本は米国にきちんと自分の主張をしなければならない」という人物が与党の中心にどかっと座っていることは、米側にとって侮れない要素となっているに違いない。  

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