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:2010/01/09(土) 14:40:59 ID:N71RpV74
解説:公益法人審査停止 公約実現の財源に 兵糧攻め狙う
鳩山政権は11年度予算編成で民主党マニフェストに沿った政策実現を図るため、公益法人に流れ込ん
でいた補助金や委託費、基金などを財源に充てる方針だ。公益法人が受け取った政策経費の一部を官僚
OBの人件費に回す「中抜き」などが横行しているとみており、子ども手当(中学生以下1人当たり月額
2万6000円)の完全実施などに必要な財源の捻出(ねんしゅつ)につなげたい考えだ。
公益法人は民法を根拠に設立される民間の法人で、学術、慈善など営利を目的としない社団法人、財団
法人の総称。08年度の公益法人白書によると、07年10月現在の国所管の公益法人6720のうち、約半
数の3350法人に9288人の国家公務員OBの理事がおり、うち7584人が所管官庁からの天下りだった。
民主党は衆院選前、天下り法人に年間12兆円が流れていると指摘し「マニフェスト財源」に充てる方針を
示している。公益法人の廃止は政府が一方的に決められず、国との関係を絶つ兵糧攻めで「立ち枯れさ
せる」(政府関係者)作戦だ。
ただ、官僚OBを含む多数の公益法人職員が路頭に迷うほか、定年前の早期勧奨退職を強いられる
公務員の再就職が難しくなる。政府は公務員制度改革も並行して進め定年までの職場確保などを図る
方針だ。【鈴木直】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100109ddm002010116000c.html