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沖縄県在住の女性写真家、石川真生(いしかわ・まお)による日常のあれこれ、勝手におしゃべり。キャッチフレーズは「オナニーから政治談議まで」
2007年04月23日
http://blog.livedoor.jp/ishikawamao/archives/53945471.html
昨年の沖縄県知事選挙では丸2ヶ月間、仕事そっちのけで選挙運動にどっぷりつかっていた私。でも、参議院議員から県知事選に立候補し落選した糸数慶子さんの後釜を決める、昨日投票の補欠選挙では全く動かなかった。
知事選では、革新議員たちのやる気のなさ、排他的でチャレンジ精神の欠如などを見せ付けられ、ホトホト嫌気がさした。革新に協力する気なんて全く失せたわよ。だから今回の補選は、ただ投票に行っただけ。
今回も「保守対革新」の戦いだった補欠選挙。圧倒的に自民・公明党が推す島尻安伊子陣営の宣伝がうまかった。島尻候補が赤いエプロンをして、「台所から政治を変える」と庶民派をアピールしたのには、正直、「やられた!」だわ。こりゃー、女性票と無党派票を獲られたな、と即思ったもんね。
それにしても、よくもぬけぬけと、「台所から政治を変える」なんて言えたもんだわ。その台所を火の車にしているのは自民党政権だろうが!その推薦を受けて出馬するあんたが言う資格ないわよ!って、私なんて、ぶち切れだよ。
でも一般ピープルはそこまで考えないだろうな。「生活者の、庶民の代弁者だ」と、思った人が多かったんじゃないかな。
ポスターの島尻候補も若くてかわいらしく写っていたし。どうしたら好印象を与えるか、うんとイメージ作戦を練ったに違いないわ。
一方の革新の候補者、狩俣吉正さんの事前ポスターを見た時は、そのあまりの不細工ヅラにはまいったよ。いくら本人がブス顔でも撮りようがあるでしょうに。これじゃー、見る人の印象を悪くするってもんだわ。革新って、本当に宣伝効果を考えなさ過ぎる。芸がないったらありゃしない。
狩俣さんのキャッチフレーズ、「格差社会をなくす」は、いまいち抽象的で分かりにくかった。労働組合の発想だわ。もっと分かりやすいキャッチを考え切れなかったのかしら。
昨日、投票を終え用事で車を走らせていた。すると電柱にベタベタ貼られた狩俣さんのイメージキャラクターの「シーサー」ポスターを発見。それまで全然見たこともない。なんで投票日当日に貼っているんだよ。遅いっての!
一方の島尻さんのイメージポスターは早い段階からあちこちに貼られていた。安伊子の名前をもじってアリをキャラクターにしていた。ちなみに「あいこー」とは沖縄の言葉で「アリ」という意味だ。それをもじってキャラクターにしたのだ。頭いいわ、感心。
かように、スタート段階から両者の勝負がついていたように思えてしかたない。案の定、補選は島尻安伊子さんが当選した。私、結構、狩俣さんって好きだから残念だわ。
革新はこのままの選挙のやり方だと、これから先も負け続けるわよ。目を覚ませっての!庶民感覚があまりにもなさ過ぎるわ。頭使え!今時、「保守対革新」の時代でもないでしょうに。沖縄もやり方を、考え方を変えないとだめよね。
そんな中、宜野湾市長選挙も昨日が投票日だったけど、革新政党が推した現職の伊波洋一さんが当選した。宜野湾まで獲られたら、沖縄も完全におしまいだったもんね。よかったわ。
あー、それにしても、なんでこんなに日本人って自民党が好きなの。よっぽど、野党がふがいない、頼りないってことね。民主党が政権を獲るなんて、本当にそんな日が来るのかしら?今のだらしない民主党だと、まず無理だね。