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2009/12/29(火) 20:27:35 ID:jbrPltvP
勝利への展望開けず=遅れる候補者選び−自民
来年夏の参院選で政権復帰の足掛かりを得たい自民党だが、勝利への展望が開けない状況だ。与党
時代に支援を得てきた業界団体は民主党に切り崩され、候補者の若返りにも手間取っており、擁立作業
は遅れている。党内の危機感は募るばかりだ。
29日現在、自民党の公認候補は選挙区が25人、比例代表が13人。谷垣禎一総裁ら執行部は衆院選
惨敗の一因を「新陳代謝がない候補者選定」にあると分析。11月に入り、若返りを目指し、開かれた候補
者選びを地方組織に求めた。これを受け、16県連が公募を導入、あるいは今後実施することになったが、
結果的に擁立作業が遅れた。
一方、比例代表では、これまで自民党から候補者を立て、全面的に支援してきた業界団体の離反が止
まらない。日本歯科医師連盟は早々と擁立見送りを決定。日本医師連盟や日本看護連盟は自民党
公認の組織内候補をそれぞれ抱えているものの、内部に異論があり、組織を挙げての支援には程遠い
状況だ。全国土地改良政治連盟は、関連予算の大幅削減にショックを受け、南部明弘氏が自民党公認
を辞退した。
こうした業界の離反を見越し、先の衆院選で落選した山崎拓前副総裁(73)や保岡興治元法相(70)ら
が「70歳定年制」の例外として、比例代表への出馬を模索している。執行部にとって、山崎氏ら元衆院
議員が各地域にもつ個人票は魅力だが、世代交代を求める中堅・若手は「『新しい自民党』を国民に認識
してもらえない」と強硬に反対しており、対応に苦慮している。こうした状況から、前回35人擁立した比例
代表の候補は「30人程度」(選対筋)にとどまる見通しだ。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009122900557