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日刊ゲンダイ 12月04日10時00分
http://news.biglobe.ne.jp/politics/054/gen_091204_0549529076.html
来夏の参院選に向け、“著名人”候補者たちの名前が飛び交い出している。面白いのは、これまでなら「自民党」が先にツバをつけたような人たちが、こぞって民主党に流れていることだ。
先週木曜(11月26日)、シドニー五輪で銀メダリストとなった水泳の中村真衣(30)が国会内で民主党の小沢一郎幹事長と会談した。本人は「表敬訪問」と取り囲んだ記者団をケムに巻いたが、民主党の誰かが“面接”をセッティングしたのは間違いない。
「元五輪選手といえば、スキーの荻原健司やスケートの橋本聖子など、自民党の比例候補の供給源でした。森喜朗・元首相が日本体育協会の会長やJOC理事をしていることも影響していました」(自民党関係者)
もちろん、自民党も中村には声を掛けたらしいが、中村は「与党から出たい」と断ったという。
「最近、小沢と会談したらしい」
元フジテレビの黒岩祐治(55)についても、こんなウワサが流れている。今年9月まで「新・報道2001」のキャスターを務めていたが、退社。現在は国際医療福祉大学大学院の教授だ。
「黒岩さんは安倍政権で『報道官』に就くといわれたほど、安倍晋三元首相と親しく、当然、選挙に出るなら自民党と誰もが思っていた。しかし、来夏の参院選では民主党の比例という見方もありますが、本命は『みんなの党』の東京選挙区。保守票狙いで自民党の議席を奪うつもりのようです」(永田町関係者)
他にも著名人はみんな民主党だ。
前ヤクルト監督の古田敦也(44)は、盟友が鈴木寛文科副大臣だから出馬するなら民主党。元巨人の桑田真澄(41)は、今年9月の国連総会前、官邸で鳩山首相にキャッチボールを手ほどきして以来、憶測を呼んでいる。下関市議への出馬を口にしているお笑い芸人・ロンドンブーツの田村淳(35)は、先週自ら「事業仕分け」の現場を見学した。
「『まずは地方議員から』と言っていますが、本気で国政へ声を掛けられれば分かりませんよ」(前出の永田町関係者)
関西方面では、地元の代表的なタレント上沼恵美子(54)。「謹慎中だから」と断ったといわれるが、お笑いの北野誠(50)の名前もあった。
著名人に逃げられた自民党は、山崎拓など“老人議員”に出てもらわないと、候補の数が揃わないんじゃないか。
(日刊ゲンダイ2009年12月1日掲載)