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毎日新聞 9月24日(土)21時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000070-mai-int
【パリ福原直樹】フランスがパキスタンなどに94年、武器を売却した際、当時予算相だったサルコジ大統領の周辺に巨額のリベートが渡った可能性が高まり、仏捜査当局は22日までに、サルコジ氏の当時の側近2人から、公金横領罪を視野に事情聴取するなど、事実上の捜査を始めた。サルコジ氏側は関与を否定しているが、捜査が本格化した場合、サルコジ氏が再選を目指す来春の大統領選に影響が出そうだ。
仏は94年、パキスタンとサウジアラビアに潜水艦や駆逐艦などを総額約39億ユーロ(約40000億円)で売却した。だが捜査当局幹部らによると当時、サルコジ氏の側近(60)ら2人は、売却代金のうち100万ユーロ以上をリベートとして取得。これらが当時のバラデュール首相の大統領選選挙資金に使われた疑いが出ている。サルコジ氏は首相の広報担当を務めていた。
このためパリの検察当局は22日までに、側近らを一時拘束、問題へのサルコジ氏の関与の有無なども含め、事情聴取した。仏大統領府は22日、「バラデュール氏の大統領選キャンペーンでは、サルコジ大統領は資金担当ではなく、問題に無関係だ」と指摘。大統領の関与を否定した。
サルコジ氏は、来春の大統領選に保守与党「国民運動連合」の候補者として立候補することがほぼ確実視されている。
だがサルコジ氏の支持率は、たび重なる政治資金疑惑などで就任当初(07年)の約70%が最近では一時、30%を切ったほか、野党第1党・社会党の候補らにも支持率で引き離されている。
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