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ロイター 9月16日(金)12時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000226-reu-int
[コペンハーゲン 15日 ロイター] 15日に実施されたデンマーク総選挙(国会、定数179)は、ラスムセン首相の与党連合が敗北、中道左派の野党陣営が勝利した。約10年続いた中道右派連立政権が交代し、最大野党、社会民主党のヘレ・トーニング・シュミット氏がデンマーク初の女性首相に就任する見込みとなった。
欧州では、景気低迷を背景に現政権への不満が強まり、政権交代が相次いでいる。11月20日のスペイン総選挙も与党の敗色が濃厚とされ、2010年5月から始まった一連のドイツ地方選挙は、メルケル首相率いるドイツ与党連合の敗北が続いている。
ラスムセン首相は15日、TV2ニュースで「あす女王に辞任を申し出る。政権にとどまる理由はもはやない」と敗北を認めた。
地元メディアによると、開票率99.6%の段階で、与党連合の獲得議席は86、野党連合は89。ラスムセン首相の自由党は47議席を獲得して第1党となったが、連立を組む他の党が苦戦し、連合としては前回2007年の選挙(94議席)から議席を減らした。一方、最大野党の社会民主党は1議席失ったが、野党連合としては前回(81議席)から議席を増やし与党連合を上回った。
デンマークも、10年にわたる中道左派政権中に深刻な不況に見舞われ、今回の選挙では景気が最大の争点となった。
社会民主党のトーニング・シュミット氏は、景気支援策として、財政支出の拡大、富裕層向け増税、さらに1日の労働時間を12分延長するという奇抜な案も打ち出した。この「12分プラン」では、残業した分の給与が支払われることになっている。しかし、デンマークには法定労働時間というものがないため、実施された場合、残業の定義や制度の運用は各企業に委ねられることになる。
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