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ムバラク体制が崩壊したことで、エジプト人の本当の意思が現れやすくなり、それはパレスチナ人支援ということになるので、イスラエルとの関係は悪化すると、このブログで指摘したが、事態はますますその方向を強めている。
リビアではNATOの後押しする勢力がリビアを簒奪した格好になったが、そのまま収まるとも思えないし、シリアに対する同様の欧米側の工作も、成功するかどうかわからない。
9月11日同時多発テロで始まったアメリカのアラブ・イスラム勢力に対する侵略行為も、成功とは言えず、逆にアメリカや欧米の経済・金融問題の方が足元から彼らの体制を崩し始めている。
彼らの侵略の成果が出る方が早いのか、彼らが自滅する方が早いのか、という状況に近づいている。イスラエルはその欧米の背後に控えている勢力だから、欧米の側が衰退することで、イスラエルの運命も終わりに近づいてきている。
「夜逃げ」をしなくてはならなくなるのは、イスラエル大使だけではなくなるだろう。
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●在エジプト・イスラエル大使が暴動の日に夜逃げ
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/egypt/8754193/Israeli-ambassador-to-Egypt-flees-in-night-of-rioting.html
【9月11日 Telegraph.co.uk】
イスラエルの国旗が焼かれ、大使館の書類が窓から投げられた暴動の事態にアメリカが懸念を表明した。
デモ隊はイスラエル大使館近くに駐車中の車のタイヤに火をつけ、少なくとも2台の車が焼かれた。大使館はナイル川を見渡す区域の高級住宅街にあるマンションの上階にある。
夜が明けると、残っていた約500名のデモ隊らが警察や軍隊およびその車両に対して石を投げた。しかし警察は徐々に彼らを押し戻しその一帯の安全を確保した。
これは5人のエジプト人警備員が先月のイスラエルの対殺し屋の軍事作戦の期間中に殺されてから2回目となる暴動であった。
エジプトは暴動の夜の後、警察に緊急事態を発令した。
国営放送は今回の数千人のデモ隊とそのデモ隊に催涙ガスを使用した警察の衝突で448人が負傷したと発表した。また46人の警察官が負傷しデモ隊員17名が逮捕された。
10日は、内務大臣はすべての高官に休日返上させ仕事に戻るよう命令した。
この暴動騒ぎですでに悪化していたムバラク後のエジプトとイスラエルとの関係をさらに悪化させた。
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