http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/879.html
Tweet |
米国: パレスチナ国連加盟申請 「拒否権行使」明言 (毎日jp 2011年9月9日11時05分)
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110909k0000e030041000c.html
米国務省のヌーランド報道官は8日の記者会見で、パレスチナ自治政府が今月、ニューヨークで開かれる国連総会で国連加盟を申請した場合、米国は国連安全保障理事会での採決で「拒否権を行使する」と明言した。
米政府はパレスチナの国連加盟を通じた独立に反対してきたが、政府高官が公の場で安保理での拒否権行使を明言したのは初めて。
報道官は「交渉によってのみ達成可能な国家樹立を実現しようとするパレスチナの動きに、米国は反対する」とし、イスラエルとの和平交渉を通じた問題解決をパレスチナ自治政府に求めた。
--------------------
◇
4月、ファタハ、ハマス間で挙国一致をめざす画期的合意がされた。以来パレスチナは、(戦略的方法として)国連加盟を通じて国家独立を求めるアピールを発している。
米国はこれに反対し、パレスチナ国家樹立は(かりにありうるなら)イスラエルとの交渉を通じてのみ可能だ=つまりイスラエル・米国の承認(おゆるし)のもとにのみゆるされる、と脅しているわけだ。
世界各国のユダヤ系議員・閣僚などでつくる団体の議長・イタリア人ニレンシュタインは、よりはっきりと(より露骨に?)、「『イスラエルとは交渉する意味がない』というパレスチナ側の主張は認められない。一方的な行動は、平和と安全保障上深刻な問題を生む」と、パレスチナ側に警告したそうだ。
↓
国連加盟 ユダヤ系議員が警告 (NHKニュース 9月8日11時36分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110908/k10015462131000.html
◇
それにしても、>「(ヌーランド)報道官は『我々は(イスラエルとパレスチナの)2国家が平和に共存することを目指している』とし、一方的な加盟申請が和平交渉の障害になると改めて説明した」そうだが・・・
↓
米「拒否権を行使する」 パレスチナ、国連加盟申請なら (朝日ドットコム 2011年9月9日10時13分)
http://www.asahi.com/international/update/0909/TKY201109090122.html
かたやイスラエルのほうは1949年(建国1年後)国連加盟しているというのに、他方で、「我々は2国家平和共存を目指している」とか、「一方的な加盟申請は和平交渉の障害」などというのは、それこそ<一方的>というものだろう。
--------------------
なお既に、小沢内閣待望論さんはこの問題に、「多重債務国の正体みたり、という感じです」と副題(コメント)をつけて投稿されています。
↓
米、拒否権行使を明言=パレスチナの国連加盟問題・時事(多重債務国の正体みたり、という感じです)
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/426.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 9 月 09 日 09:11:43
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。