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【9月2日 AFP】トルクメニスタン政府は、今年度から小学校の1年生全員に、中国製のノートブックPCを無償で支給することを決めた。教育省の関係者が1日、AFPに明らかにした。
中国政府から同国に対する5000万元(約6億円)相当の無償援助の一環として、トルクメニスタン政府と中国パソコン大手、聯想(レノボ、Lenovo)が6月、ノートブックPCの無償提供で合意した。
配布されるノートPCは、基礎文法やアルファベットなどの教育ソフトを備えた小学1年生向けの特別仕様だという。
海外資源を貪欲に求める中国は近年、融資やエネルギー協定を通じて、資源に恵まれた中央アジアの旧ソ連諸国において政治・経済両面での影響力を拡大している。既に7月から全長8700キロのパイプラインを通じたトルクメニスタン産天然ガスの中国向け供給が始まっている。
トルクメニスタンのインターネット事情は、回線の信頼性が低い上に料金も高い。1世帯あたりの高速インターネットサービスの常時接続料金は、月額でおよそ7000ドル(約54万円)もする。それでも、トルクメニスタンの学校や大学の多くが、デスクトップ・パソコンを備えている。
2007年からグルバングルイ・ベルドイムハメドフ(Gurbanguly Berdimuhamedov)大統領がトップの座にあるトルクメニスタンは、世界でも強権的で不透明な点が多い国家の1つだ。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2823880/7707610
<コメント>
・教育関連で経済援助を行うのは色んな意味で上手い
・旧ソ連領と言うとロシアの縄張りと言うイメージがあったのですが、ロシア側はどう受け止めているんでしょうね?
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