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混沌化へと向かうリビア情勢・・BBC放送トリポリ攻撃には米英仏軍支援の外国勢力が直接関与していた。
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/864.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 8 月 29 日 12:23:47: JaTjL5JPya4go
 

http://japanese.ruvr.ru/2011/08/28/55290633.html

アラブ連盟は、カダフィ政権に対し蜂起したリビアの暫定国民評議会を承認した。一方アフリカ連合は、リビア国内で軍事行動が続き、カダフィ大佐支持派も又反政府派の代表も含めた政府が作られないうちは、評議会を承認しないとしている。

この一週間で、150を越える国々のリビア大使館でカダフィ大佐が指導するリビア、つまりジャマヒリアの緑の旗が下ろされ、新しい三色旗が翻った。 しかし、新政権を承認したのは、今のところ50カ国を越えていない。 ここ数日で、バーレーン、イラク、モロッコ、ナイジェリア、スーダンといった国々が暫定国民評議会をリビアの新しい政府として承認した。

先日メドヴェージェフ大統領は、蜂起勢力を合法的な政府として認める用意があると述べる一方で「そのためには、国をひとつにまとめる能力を示さなくてはならない」と指摘、さらに「ロシアが、カダフィ大佐の退陣・国内での停戦・政治勢力間の交渉開始に関心を持っている事」を確認し、次のように続けた―

「我々は、国連安全保障理事会の二つの重要な決議、1970年のものと1973年のものを無条件で遂行すべきだという立場に立っている。 リビアの地でそれが遂行されて初めて、平和がやってくる。これが第一点だ。

第二点目として我々は、リビア人自身が、自分達の間で合意するようであって欲しいと願っている。もし蜂起軍側に、十分な精神的な力があり、新たな民主的基盤に立って国をまとめる可能性があるならば、我々は彼らとしかるべき関係を確立する問題についても検討するだろう。 しかし現在、リビア国内には二つの権力が存在する。 蜂起軍側は、首都トリポリ攻撃においては勝利を収めたが、カダフィ大佐と彼に忠実な勢力は、国内に影響力を保っているし、軍事的な潜在力もある。」

続いて、ロシアの東洋学者ユーリイ・ズィーニン氏の意見を御紹介したい―
「今のところリビアは、ますます確実に又深く、混沌した無政府状態に入りつつある。逆の方向、つまり近い将来、和解や安定の方向に向かうきっかけが生じる気配は、見えてこない。 反政府勢力には、政治的な真空状態を埋める力量はない。 事実上、リビア国内は無政府状態で、街頭には警察官の姿はなく、首都トリポリでは略奪・強奪などの暴力行為が続いている。
 
私が心配しているのは、リビアがイラクのようなカオスの中にはまってしまう事だ。蜂起軍を構成している部隊は、パルチザン的気質や自分達の出身地第一主義の精神に貫かれており、そうした事から、暫定国民評議会の多くのリーダー達は、お互い1つのテーブルにつく事ができない。評議会の議長が、もし近く、そうした状況が変わらないのであれば、自分は辞任すると警告したのも決して偶然ではない。 この事は、リビアの将来に対する大きな懸念材料となっている。 様々な資料を総合すると、これまでに内戦で2千から5千人が犠牲になった。 そして流血の惨事は、今も続いている。」

又この一週間の間に明らかになった信頼すべき情報によれば、首都トリポリ攻撃の準備と実施には直接外国勢力が関与していた。 BBCの放送の中で、英国の軍事専門家ロバート・フォクス氏は「米英仏軍支援のもとカタールとアラブ首長国連邦の特務部隊が、トリポリ攻撃を行った事」を認めた。 これは、カダフィ大佐の長男、ムハムメド氏の言葉が証明確認している。彼は「トリポリ攻撃の地上戦には、外国人雇い兵とNATO軍部隊が加わっていた」と証言している。 これに先立ちカダフィ大佐も「蜂起軍勢力の側では、イラクやエジプト出身の傭兵が戦っており、彼らのうち一部を捕虜にした」と述べていた。

一方米英仏三カ国は、カダフィ体制が所有している資金や金、武器が国外に流出するのを妨げるよう、リビアの隣国に対してますます執拗に、国境地域の監督を強化するよう求めている。  西側は、なかでもリビアが所有していた毒物が、国際テロ組織「アルカイダ」の手に渡る事を危惧している。 なお様々な情報によれば、現在カダフィ大佐に反対して闘っている蜂起勢力の半分以上が、「アルカイダ」のメンバーだという見方も存在している。

 

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コメント
 
01. 2011年8月29日 20:19:22: StnhJjyMPw
前田進氏の「日本と地球の命運」から転載します。

NATO侵略リビア内戦の新情勢

2011.8.27
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/86.html

リビア最大の3大部族は今もカダフィー政権を支持していて、祖国解放のため参戦する用意があると2011.8.25に表明した。

カダフィー政権の精鋭の近衛師団など数師団の1万5000人が、トリポリの外から戦闘に向かっていたが、作戦の都合らしくて姿を消した。カダフィー大佐の作戦計画で、トリポリの大部分を占領した反乱軍の包囲殲滅戦の配置に就くためだろうという。Newsland.ruが伝えた。NATO空軍機の攻撃阻止が条件になる。

リビア戦争が長期化したら、EUにとっても財政的な重荷だが、米オバマ政権は米財政破綻進展の見通しから、それがNATO侵略戦争主導の壁になって、撤退か、デフォルトかの選択を迫られる。

英国のThe Daily Telegraph紙の8.24付けによれば、ケメロン首相が直接特命隊にトリポリ攻撃作戦への参加とカダフィーの捜索を命じた。殆ど連隊規模で捜索している。英国軍人らはアラブ人の服に着替えて、反乱軍の武器を支給されて命令を実行している。

リビア地上戦へ軍隊を派遣しているのは、英・仏・伊(旧宗主国)・カタール王国・ヨルダン王国である。カタールの特命隊は反乱者らに各種兵器の使い方を教えている。これらはすべて国連安保理決議の乱暴な違反だ。

リビア現地からの戦況情報 独立ジャーナリストから 8.26 in Mataba
2011.8.28
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/86.html

米・EU諸国のマスゴミは、リビア情勢について「カダフィー政権は崩壊した」と、歪曲・誇張した宣伝キャンペーンを展開して、真実を隠蔽、報道していないことが、以下の独立記者の記事から分かる―

カダフィー政府は市民、戦闘員らと共にやはりトリポリの大部分を支配している。反乱者らは包囲された。政府情報によれば、1000人以上の反乱軍傭兵らが殲滅された。トリポリを知らない人はGoogle Earthで地図を見よ。報告で明らかなように、反乱ネズミらはgargaresh地区とCorinthiaホテル域内で封鎖された。

彼らが封鎖された区域と半径400〜500m内でレポルタージュが行われている。英BBCと米CNNのネズミらも宣伝撮影を完成するため反乱部隊と共に各地区を動き回った。しかしトリポリの沿岸から10kmの内域までの全域は、マスゴミ報道とは逆に、カダフィー政府軍の支配下にある。リビア軍兵士らがこれらの地区に突撃したとき、反乱者らはNATOに空襲と軍艦からの砲撃支援を頼んだ。リビア全領土でのNATOのネズミらによる頑強な抵抗は続いているが、我々を待っているのは勝利だ、と兵士は語った。

「トリポリ独立ジャーナリストの生活」という更新した8.25の記事によれば、彼らの状態は危険で、Rixosホテルに封鎖された独立ジャーナリストらは、赤十字の支援でCorinthiaホテルに避難したが、反乱者らが色々の口実で外出をさせないので取材ができない。

8.25朝6時に赤十字の援助でマルタへ向かう船の出発は、政治的理由で延期になった。真実が伝わるからだ。反乱者らはヴェネズエラ大使館を捜索した。NATOの拡声器である主流マスゴミと独立マスコミの情報戦争が続いている。独立ジャーナリストらは、Global ResearchのMahdi Darius Nazemorayaを含めて、真実を書くので銃撃の標的になった。リビア戦争のスポットはカダフィーに集中した。トリポリの集中爆撃を含めて、民間諸施設へのNATO軍空爆の結果たる破壊と犠牲者について、マスゴミは一言も言わなかった。このことを広く伝えて下さい。真実を語る人々の生命は危険に曝されていると。

論評―これが、米欧のDemocracyこと金権Demon-cracy(悪魔政体)の素顔だ。

当方のコメント
リビア情勢は、ロイターやAFPなど、国際金融寡頭勢力のマスゴミが事実を捻じ曲げて報道している。真実の情報は、ロシアのNewsland.ruにある。ここを見ることをお奨めする。

真実を探すための阿修羅でも、リビアについては事実に迫れていない感がある。カダフィ大佐を悪者だと決め付け、まるで勧善懲悪の西部劇みたいに報道する欧米マスゴミなど信じるな。

カダフィ大佐が無血クーデターで政権を奪取する前のリビアの惨状を知らないのか。国内の石油資源は鬼畜米英の石油資本が自分のものにしていた。国民は貧しかった。カダフィ大佐は、この石油資源を国有化し、ここから得られる収入を国民に分配した。リビアでは医療費も学費も無料だ。高い医療費や高い学費で苦しんでいる国からすれば、面白くないだろう。だから、彼らはリビアを悪者にする。

2011年9月1日は、リビア無血革命から42年だ。我々は、カダフィ大佐の反撃を心待ちにしている。


02. 2011年9月02日 00:20:29: h00L5zK3YQ
【汚いフランス】 反カダフィ派との密約がバレる リビア原油の35%をフランスに割当てる。との内容

1 :名無しさん@涙目です。(東京都):2011/09/02(金) 00:18:17.63 ID:ZbbrZMBL0 ?PLT(12421) ポイント特典


原油割り当てで仏を優遇か リビア国民評議会が密約と報道 2011.9.1 22:14

 1日付フランス紙リベラシオンは、リビアの反カダフィ派「国民評議会」が、同評議会を
最も早期に承認したフランスとの間で、リビア原油の35%をフランスに割り当てるとの
密約を結んでいたと報じた。

 同紙によると、対リビア軍事介入直後の4月3日付の書簡に「われわれの評議会を
完全かつ恒久的に支持したことの見返りに、フランスに対しリビア原油の35%を割り当てる
との合意文書に署名した」と書かれているという。

 報道について、同評議会スポークスマンは「誤りだ」と否定。

 フランスのジュペ外相は「書簡については知らない」としつつ、評議会がリビア再建に
協力した国々を優遇するのは「理にかなっている」と含みを残した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110901/mds11090122150005-n1.htm

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