【ヨハネスブルク＝中西賢司】飢饉(ききん)が広がる東アフリカのソマリアで、日本などから提供された援助食糧が盗まれ、市場で販売されていることがわかった。

　ＡＰ通信が１５日、独自調査として報じた。

　同通信によると、首都モガディシオの市場では、日本や米国際開発庁（ＵＳＡＩＤ）、世界食糧計画（ＷＦＰ）のマーク入りの袋に入った食糧が売られているという。ＷＦＰは同通信に、物資が盗難されている疑いが浮上し、２か月前に調査を始めたと明かした。ソマリアでは３００万人以上が食糧難に直面。国連や援助団体が国際社会に緊急援助の拡充を求めている。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110816-OYT1T00053.htm
　

コメント

01. 2011年8月16日 02:19:04: MjGSrat1VE 今回の食糧危機では世界各国から WFP（世界食糧計画）を通してソマリアを含む「アフリカの角」地域（ケニア、エチオピア、ソマリア、ジブチ、ウガンダ）へ約200億円分の食料援助が行なわれている。そのうち、日本からの援助額は、わずかに4億円を占めるに過ぎない。これは援助総額の2パーセントしかない。なにが「日本からの援助物資」だ。ほとんどなにも援助していないくせに。 この読売新聞の「日本からの援助物資」という見出しは、明らかに非常に誇大な書き方であり、新聞読者に、いかにも「日本が主要な援助国」であるかのように、事実と異なる誤った印象を持たせるものである。こんな記事にも日本の新聞記者のジャーナリストとしてのレベル低下が如実に表れている。 ジャーナリストといえる日本の新聞記者がどれほどいるか、ジャーナリストという言葉自体が死語に近い状況になっているのが現実だ。

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