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TBS系(JNN) 8月14日(日)18時53分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110814-00000016-jnn-int
「私はミシェル・バックマンです。来年の大統領選に出馬します」(共和党 ミシェル・バックマン候補)
今、アメリカで最も注目される政治家の1人、ミシェル・バックマン候補。アイオワ州生まれの55歳で、下院議員3期を務め、子どもが5人、これまで育てた養子が23人と、ソフトな顔をアピールしながら庶民にわかりやすい政治手法をとります。
「このお札が政府の歳出全体だとします。すると、この43%が借金なんです」(バックマン候補)
しかし、その政治姿勢は超保守派。オバマ政権との妥協を嫌い、アメリカをデフォルト寸前に追いやった草の根保守運動、「ティーパーティー」議員連盟のリーダーでもあります。
共和党で強まる保守化の流れに乗って支持の輪を広げていますが、一方で彼女に反発する声も強いのです。
「時には妥協すべきだ。彼女には妥協がないと思う」
「彼女は妥協より国の破産を選んだ。妥協を拒む政治家は大変危険だわ」(反バックマンの共和党支持者)
アイオワ州の共和党模擬投票が始まりました。朝から多くの人が駆けつけ、既に長い行列ができています。この模擬投票は有料です。1人30ドルを支払って投票を行うことになります。
投票所に足を運んだのは、前回の大統領選より3000人多い、およそ1万7000人。模擬投票はいわば現時点の人気投票ですが、アイオワ州は来年の大統領選で最初の決戦の場となるだけにメディアの関心は極めて高く、好位置につけないと勝つ可能性のない候補として早々と見切られてしまう、まさに正念場といえます。
「模擬投票で不調だった候補者に有権者は寄付をしなくなる。『あなたは好きだけど、勝てそうもないから他の候補に金を出します』と」(ドレイク大学 デニス・ゴールドフォード教授)
投票の結果、バックマン候補はトップに立ちました。今回の模擬投票には、現時点で支持率トップのロムニー前マサチューセッツ州知事が参加していないものの、彼女の勢いを証明する勝利となりました。
「アイオワから大統領が誕生する時が来ました」(バックマン候補)
しかし、この日にぶつけて、同じく保守手層に人気の高いペリー・テキサス州知事も大統領選への立候補を宣言。今後、2人の間で保守層の支持の熾烈な争奪戦が予想されます。
来年2月に始まる大統領選へ向けて勢いを保てるのか、あるいは、つかの間のヒロインで終わるのか。真価が問われるのはこれからです。
(14日18:10)
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