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モガディシオ(CNN) アフリカ連合(AU)によると、飢饉(ききん)が深刻化するアフリカ東部のソマリアで、イスラム武装組織、アルシャバブが1日、イスラム教のラマダン(断食月)入りに合わせた攻撃を開始した。イスラム諸国では1日からラマダン入りしている。
AU当局者によれば、ソマリアの首都モガディシオ北東部で激しい戦闘があり、AUの拠点付近にも迫撃砲や銃撃の音が響いた。ソマリア軍の制服を着た2人組が自爆を図ったものの、AU部隊が起爆直前に阻止したという。銃撃戦でAU側の兵士2人が死亡した。
AU軍の報道官は「ソマリアは飢饉に襲われているというのに、過激派は命を救うどころか奪うことに集中している」と非難した。アルシャバブはモガディシオ市内に戦闘員を集結させ、さらに攻撃の構えをみせているという。
AUによると、アルシャバブはAU軍が2007年に同国へ派遣されてから毎年、ラマダンに合わせて攻撃を仕掛けてきた。AUは先週、人道機関による食料や物資の輸送を助けるため、アルシャバブに対する掃討作戦を実施していた。
国連によると、アルシャバブが実効支配する同国南部では1991年以来の飢饉が起きている。栄養失調に陥った住民の割合は50%に迫り、世界最悪の水準。アモス人道問題担当事務次長が1日語ったところによると、同日の時点でモガディシオ市内での人道物資配布に影響は出ていない。国連は飢饉の広がりを阻止するための支援費として24億ドルの資金調達を目指しているものの、これまでに集まった額は10億ドルにとどまっているという。
http://www.cnn.co.jp/world/30003548.html
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