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http://www.cnn.co.jp/business/30003533.html
(CNN) 世界の総人口は今年中に70億人を突破し、人口の増加による負担は途上国に集中する――。米ハーバード大学のデービッド・ブルーム教授が、今後の見通しなどをまとめた論文を発表した。
29日発行の米科学誌サイエンスに掲載された論文によると、世界人口は1999年に60億人を記録してから、わずか12年で70億人に到達する見通し。国連の予想では、2100年には101億人まで増えるとされる。
ブルーム氏によれば、現在から2050年までの間に、1950年当時の世界人口と同じ23億人が新たに加わる見通し。このうち97%は途上国での増加で、特にアフリカが49%を占める。同氏は、人口の分布を示す「重心」が先進国から途上国に移ることで、途上国が食料や水、住居、エネルギーなどの供給で苦労するだろうとの見通しを示した。一方、先進国の人口に目立った増減はないとみられるが、年金制度などを支える労働人口の減少が懸念されるという。
予測には不確実性も存在する。ブルーム氏によると、女性1人が出産する子どもの数が今後も減り続けるかどうかによって、2050年の予想人口は81億〜106億人、2100年では62億〜158億人と、大きな幅で変化するという。
世界人口の増加はかつては非常に緩やかで、1800年にようやく10億人に達するペースだった。しかし、この50年間で、人口は30億人から70億人へと激増。今年の出生数は約1億3500万人、死亡数は約5700万人の見込みで、差し引き約7800万人の増加となる。
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