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アメリカがデフォルトするとすれば、その原因はどこにあるか。
もちろん金融立国をめざしてそれに失敗したことはあるだろうが、
アメリカは世界中から多額の借金をして(米国債をばらまいて)、それを世界最大の軍産複合体に投入してきたことがある。
アメリカの軍事費は世界で突出している。
この軍産複合体によってイラク戦争もアフガン戦争も遂行されてきた。
いわばアメリカは世界中からの借金によって、その軍事的覇権を確立してきた。
であるならば、アメリカがデフォルトすれば、まっ先にこの軍産複合体が解体されるべきであるが、果たしてそうなるだろうか。
アメリカ共和党は、事実上アメリカ経済をデフォルトに導こうとしながら、『増税断固反対』を主張している。
都合のいい話である。
しかも戦争を仕掛けたのは共和党なのだ。
ということは共和党は軍事力にものをいわせて、世界中からの借金を踏み倒すつもりなのだ。
自分たちは痛くも痒くもないというわけだ。
他人のカネで軍事力を増強し、経済が破綻するとその軍事力で世界中を脅して借金を踏み倒す。
まるで暴力国家だ。
アメリカを支えているのはもはや軍事力のみである。
その軍事力が破綻の危機に瀕しているが、アメリカは決してそれを破綻させないだろう。
アメリカはデフォルトしたあと、新ドルに切り替えるという話もある。
アメリカ版ユーロである、アメロという通貨に切り替えるともいわれる。
いずれにしろアメリカは借金踏み倒しを目論んでいる。
あとはそれをいかに合理化するかという手続きの問題だ。
これに騙されてはいけない。
IMFからの融資は受けるのだろうか。
IMFからの資金援助を受ければ、当然そこからの指示に従わなければならなくなるが、IMFがアメリカに対してそういうことができるとは思わない。(他国にはできても)
ストロスカーン氏(前IMFトップ)が性的暴行容疑というスキャンダルでニューヨークで逮捕されたのも、アメリカの仕業ではないかと思える。
アメリカはデフォルトしたあとも世界の覇権国家であることをやめようとしないだろうが、デフォルトした国家がなぜ覇権国家であり続けることができるのか。
アメリカをデフォルトに導いたアメリカ共和党自体が、アメリカの債務上限引き上げに反対している(つまりデフォルトに賛成している)ということが、無責任きわまりないことだが、
彼らはそれでも覇権国家の道を模索し続けるであろう。
それは多分暴力的な手段によってである。
軍事・諜報・マスコミ、これらによって世界が操られる危険がある。
メディア王、ルパート・マードックの盗聴問題が発覚したのも、アメリカのデフォルト危機と関係しており、その後の情報操作の準備ではないかと思われる。
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