http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/778.html
Tweet |
最後のシャトル帰還=30年の歴史に幕−米、有人宇宙船空白期
2011/07/21-22:26 時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2011072100572
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)時事】米航空宇宙局(NASA)の最後のスペースシャトル「アトランティス」(乗組員4人)が米東部時間21日午前5時57分(日本時間同午後6時57分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸した。地上と地球周回軌道を往復し、再利用型宇宙船として一時代を築いた30年のシャトルの歴史が幕を閉じた。
シャトル退役後、NASAは国際宇宙ステーション(ISS)への人員輸送をロシアの宇宙船ソユーズに、補給は日本の無人補給機「こうのとり」(HTV)などに依存する。NASAによると、米国が有人宇宙船の空白期を迎えるのはアポロ宇宙船からスペースシャトル開発への移行期に入った1975年以来36年ぶり。
帰還時の交信でファーガソン船長(49)は「シャトルは30年にわたり世界に貢献し、歴史に名を残した」と述べた上で、「多くの思いが去来しているが、ただ一つ明白なことは、米国は宇宙探査をやめないということだ」と語り、シャトル退役後、米国の宇宙開発が後退しないよう訴えた。
オバマ大統領はISSへ飛行する商業宇宙船の開発を推進しているが、有人船を運用するまでには5年前後かかるとみられている。宇宙開発でも中国やインドが台頭する中、自前の有人輸送手段を失う米国の影響力低下も指摘されている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。