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時事通信 より
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a5%c7%a5%d5%a5%a9%a5%eb%a5%c8&k=201107/2011071600040
デフォルト回避に最後の手段=為替介入資金を活用−米財務省
【ワシントン時事】米財務省は15日、連邦政府の法定債務上限到達に伴うデフォルト(債務不履行)回避のため、
為替安定基金(ESF)の資金を財務省証券で運用することを停止すると発表した。
これにより、財務省証券の発行残高が230億ドル目減りし、その分借り入れ余地ができるという。
同省によると、ESFは東日本大震災後の急激な円高に対応して3月にG7が実施した協調介入でも利用された。
米国の債務残高は5月中旬に上限に到達。
財務省はこれまでに州・地方政府の資金調達支援策や財務省証券での年金運用を停止するなどの措置を取ってきており、ESFは最後の手段。(2011/07/16-10:57)
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【私のコメント】
アメリカのデフォルト騒動は空騒ぎだったか。
どうにか急場をしのいだようだ。
借金に借金を重ねついに法定限度額を超えようとするアメリカ。
またまた米国債を発行する。
これは際限がない。
金(キン)とのリンクが切れた基軸通貨ドルはどこまででも発行可能だ。
アメリカはこの基軸通貨の強みをどこまで使い続ける気だろうか。
このペーパーマネーの限界はどこにあるのだろうか。
今の体制ではそれにストップをかけるものは何もない。(いずれアメリカは上限を引き上げる)
際限なくドルのばらまきが続く。
アメリカは輪転機をまわしてドルを増刷するだけで、世界中の富を買うことができる。
基軸通貨の強みはそこにある。
しかし、ミカンが豊作続きで値を崩すように、ばらまかれ過ぎたドルはさらなる値崩れを起こす。
ドル安はいっそう激しくなる。
そうなるとアメリカはドル安を武器に輸出を伸ばすことができる。(国内製造業が壊滅しているアメリカにそのことができるかどうかは不透明だが)
さらに世界中にばらまいた米国債は、ドル安によってその資産価値を下げる。つまりアメリカの負債額は減価する。
アメリカにとって良いことずくめである。
しかしこれは基軸通貨の乱用ではないか。
アメリカはドルを印刷するだけで世界中の富を購入し、さらにドル安によって借りた金の棒引きを狙っている。
迷惑を被るのはアメリカとつきあいのある他の国々だ。
日本はそのなかでも特に被害が大きい。
アメリカが米国債を大量発行する一方で、日本は赤字国債の発行に慎重である。
しかしその結果、円高がどんどん進み、今や1ドル=70円台が定着しつつある。
このままいけば1ドル=60円台に進むだろう。
3.11の大震災を受けて今こそ国債を増発すべき時なのに、審議は遅々として進まない。
一部には国債の日銀引き受けを避けてはならないという主張もある。
日銀も国債の日銀引き受けを拒否しているが、当のアメリカはいち早くこれをやっている。
ドル安はこれによってもたらされているのだ。
だとすれば日本が日銀引き受けによる国債発行をして円安にもっていくことも当然許されるはずだが、菅直人はそれをしようとしない。
私には菅直人はアメリカに操られているようにしか見えない。
日本が国債の日銀発行をしないことは、結果的にアメリカを利すことになる。
それどころかアメリカは菅に対して『これまで日本が買った米国債をチャラにしてくれ』と要求されているという話もある。
武力と諜報と陰謀に長けたアメリカならやりかねない。
サダム・フセインに続いて、ビンラディンも殺された。
アメリカにとって一国の首相を殺すぐらい朝飯前なのだ。
すでに中川昭一財務相は不審死を遂げている。
尻尾を振ってアメリカに擦り寄っていった菅だが、その代償は高くついた。
無能な菅はなすすべもなくアメリカの言いなりになっている。
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