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イスラエルの潜水艦が紅海を通過し、インド洋からペルシャ湾に入ったことがあったが、今回はイランの小型潜水艦が紅海に入ったという。
これに対して、イスラエルでは「挑発だ」と言っているようだが、それでは彼らの潜水艦が紅海を通ってインド洋からペルシャ湾に入ったのは「挑発」ではないのか、となる。
イスラエルは優秀なドイツ製の潜水艦を保有しているが、イランは国産の潜水艦であるし小型であるから、イスラエルのそれと比べればずっと穏当なものだ。イスラエルのそれは核巡航ミサイルをも装填できると言われている。
それでも中東の民主化の流れが進んでいる事、特にエジプトのムバラク政権が倒されたことで、イランが着実にその力をこの方面にまで伸ばしてきている。これはイスラエルにとってはいやな事ではあろう。しかしこのような流れは今後ますます強くなっていくはずだ。
●イランの潜水艦が紅海へ
http://af.reuters.com/article/egyptNews/idAFLDE75608O20110607
イランは紅海へ潜水艦を派遣した、と準国営のファーズ通信が7日報じた。
「イラン軍の潜水艦が情報収集と他国の軍艦の特定のため紅海に入った」とファーズ通信は報じた。。
何隻のあるいはどの型の潜水艦かは報じていないが、海軍の第14艦隊に随伴して航海を続けていると報じた。
国営プレス・テレビは5月に、第14艦隊のバンダー・アッバス戦艦とシャヒド・ナクディ駆逐艦がアデン湾の海賊と戦うために派遣されたと報じた。
「艦隊は5月にアデン湾海域に入り、現在は紅海に入りミッションの継続中」とファーズは伝えた。
2隻のイランの戦艦は2月にシリアへ向かう途中スエズ運河を通過したが、これはそのような動きとしては1979年のイスラム革命以来初めてとなる。イランはこのミッションは「平和と友好」のミッションの一つであるが、イスラエルはこれを「挑発」と呼んでいる。
去年の8月、イランは国内で建造している120トンのガディール級の潜水艦艦隊を11隻に拡張した、と発表した。この潜水艦はペルシャ湾とオマン海の巡視に使用されるだろうという。
イランはソマリア海賊と戦うため戦艦を紅海にまで展開したが、この海域に潜水艦を派遣したとは以前発表していなかった。
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