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【トリポリ時事】内戦状態に陥ったリビアで4日、最高指導者カダフィ大佐派の空軍機が、反政府勢力の支配する東部アジュダビアの軍事施設付近を空爆した。一方、政権は首都トリポリでデモ監視を強化するなどして統制を回復しており、事態は長期化の様相を呈し始めた。
反政府派がロイター通信に語ったところでは、弾薬が備蓄されている軍事施設への空爆による被害はなかった。東部一帯を支配下に入れた反政府勢力は、トリポリから約800キロの石油輸出の要衝ブレガ周辺で西に陣取るカダフィ派と対峙(たいじ)、軍事力の差からトリポリへの進撃は難局に直面している。
第3の都市ミスラタの医師は米CNNに、カダフィ派による反体制派への銃撃や拘束が相次いでいると証言。トリポリでも、体制側は撮影した写真に基づき、市民を拘束していると伝えられ、武力行使への恐怖もあり、デモは力で封じ込められた形になっている。記者が見た限り、トリポリは異様な静けさに包まれている。
こうした中、リビア当局は3日、反政府側が掌握する西部の拠点都市ザウィヤ周辺やチュニジア国境に報道関係者を案内した。ザウィヤ住民はロイター通信に、南側に推定勢力2000人、東側に装甲車80両、西側からも大部隊に包囲されていると語っており、カダフィ大佐派は軍事力で反体制運動を封じた上で、統制回復をアピールする思惑があるもようだ。
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