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【パリ=古谷茂久】フランスのジュペ外相は3日、英ヘイグ外相とパリで会談し、リビア上空の飛行禁止区域の設定について各国と協議を進めることで一致した。11日に開かれる欧州連合(EU)の緊急首脳会議で具体的な検討を働き掛ける。
飛行禁止区域の設定には慎重な立場をとる国が多いが、英仏として可能性を示唆することでカダフィ政権に対し退陣圧力を強める狙いだ。
会談後の記者会見でヘイグ外相は「来週の緊急首脳会議に向け、英仏は大胆で野心的な対策を提案することで合意した」と述べた。飛行禁止区域の設定については「合法的である必要があり、多くの国々の参加と国際的な支持が必要」と指摘し、EUに加えて米国や中東諸国にも協議を呼びかける意向を示した。
一方、ジュペ外相は「カダフィ大佐のリビア国民に対する暴力が続いており、飛行禁止区域設定のための計画について英仏が検討することで一致した」と語った。
仏はリビアに対する軍事介入は「国連安全保障理事会の決議が必要」(ジュペ外相)として慎重な立場をとっており、飛行禁止区域の設定についてもこれまで明確な言及を避けていた。
ただ各国のこうした姿勢がカダフィ政権を増長させる懸念もあり、EUが飛行禁止区域の設定に動く可能性を示す必要があると判断したとみられる。
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