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http://mainichi.jp/select/today/news/20110303k0000e030048000c.html
【カイロ大前仁】リビアの反政府勢力は2日、東部の要所マルサエルブレガを、政府軍の攻撃を受けながら死守した。最高指導者カダフィ大佐を支持する政府軍の反撃により、各地での攻防は激化し、被害は拡大している。アラブ連盟は同日の緊急外相会議で、リビアの加盟資格を凍結し、国内での武力行使をやめるよう圧力を強めた。
リビアの人権団体は2日、パリで記者団に対し、カダフィ政権の弾圧による死者数が6000人に達したと発表した。
政府軍はマルサエルブレガへ激しい攻撃を仕掛け、一時は支配下に置いたが、反政府勢力が取り戻した。だがロイター通信によると、その後に政府軍は同地の原油積み出し港近くを爆撃、戦闘再燃の可能性が残されている。
東部ベンガジを拠点に反政府勢力が発足させた統治機構「国民評議会」のゴーガ報道官は2日の会見で、カダフィ派軍が自国民への攻撃を続ける場合、同評議会などが中心となり、首都トリポリの攻略作戦に取りかかる考えを示した。また、国際社会に対し、カダフィ派軍にいるとみられる外国人雇い兵部隊への空爆を実施するよう訴えた。
一方、アラブ連盟のムーサ事務局長は会合後の会見で、外国によるリビアへの武力行使に反対しながらも、カダフィ派軍が自国民への武力行使を続ける場合、リビア国内に飛行禁止空域を設けることに賛同する考えを表明した。
米国防総省によると、強襲揚陸艦キアサージと輸送揚陸艦ポンスの2隻が同日、スエズ運河を航行し、地中海入りした。リビア政府が弾圧を続けている状況を受けて、同国に対する圧力を強めている。
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