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【チュニス時事】リビアの最高指導者カダフィ大佐打倒を目指す反体制派指導者の一人、オマル・シルビー氏(42)は2日までに、インターネット上の若者向け出会い系サイトを通じ、反体制デモを仕掛けたことを明らかにした。アラブの独裁体制の中でも徹底した強権支配を敷いたリビア当局の監視をかいくぐる狙いがあったという。
首都トリポリ在住の実業家としても知られるシルビー氏は、ネット上の交流サイト「フェイスブック」や簡易ブログのツイッターが当局の厳しい監視下に置かれているのを察知し、出会い系サイトをデモ動員の場に使うことを思い付いたと語った。
出会い系サイトの中では、女性を装った男性の反体制活動家が別の活動家と連絡を取り合ったほか、アラビア語や英語で愛を意味する文字の一つを複数回つづることで、それぞれがデモ参加のために集めた人数を伝え合ったりした。また、デモの場所や時間を交換し合うこともあった。
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リビアでは2月19日午前4時15分以降、インターネットの通信量がゼロになったとインターネット利用状況調査会社の米アーバー・ネットワークス(Arbor Networks)が報告している。リビアでは2月17日、「怒りの日」と称して行われた反体制デモと治安部隊が各地で衝突し、多数の死傷者が出た。反体制運動の高まりを押さえ込むためにリビア政府当局が国内のインターネットを遮断したとみられる。
この記事でのネットを使用した反体制運動の組織化は、2月19日以前のことを指していると考えられる。現在、リビアではインターネットは全く機能していない。
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