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ロイター 2月24日(木)13時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110224-00000989-reu-int
[ラバト 23日 ロイター] モロッコ中部の町で21日、シングルマザーを理由に公営住宅の入居を断られたことに抗議して、女性が焼身自殺を図ったことが分かった。地元当局者が23日明らかにした。
町長によると、2人の子どもの母親ファドワ・ラルイさん(25)は、町役場前で引火性の液体を使って自らの体に火をつけたという。
地元住民らは、ラルイさんがカサブランカの病院で23日に死亡したと話しているが、町長は確認できていないとしている。病院関係者からのコメントは得られていない。
町長はラルイさんがシングルマザーであることに加え、町の永住資格も有していなかったため、低所得者向け住宅の入居資格を得られなかったと説明。「離婚者や独身女性、親と同居のシングルマザーは対象外。行政手続きは透明性をもって行われた」と述べた。
また町長は、ラルイさんが2人の子どもと両親と暮らしていた家屋を当局が取り壊したとする新聞報道については否定した。
同じ北アフリカのチュニジアでは昨年12月、果物売りの若者が当局に抗議して焼身自殺。この若者の自殺をきっかけに反政府デモが起こり、23年続いたベンアリ政権の崩壊につながった。アラブ人男性による焼身自殺はその後も複数確認されていたが、アラブ人女性の焼身自殺が報告されたのは初めて。
モロッコは2004年、他のアラブ諸国に比べより多くの権利を女性に与える法律を導入し、西側諸国から称賛を得ていた。しかし、婚外子が法的に認められていないため、シングルマザーは社会保障を満足に受けられていないのが現状となっている。
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