http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/473.html
Tweet |
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110223-OYT1T00383.htm
【ニューヨーク=柳沢亨之、カイロ=田尾茂樹】国連安全保障理事会は22日夕(日本時間23日早朝)の緊急会合で、リビア国内で行われているデモ隊への攻撃を非難し、即時停止を求める報道機関向けのプレス声明を発表した。
欧米各国の政府、議会からも22日、リビアの武力弾圧を非難する発言が相次いだ。
安保理声明は、「市民に対する武力行使を非難する」と述べ、リビア当局に「暴力の即時停止」と攻撃の責任者への「問責」を要求。人道支援団体や国際人権団体の即時入国許可も求めた。
しかし、リビアの最高指導者カダフィ氏は22日夕(日本時間23日未明)、国営テレビを通じて行った演説で、反体制運動に対して「最後の一滴の血が尽きるまで戦う。(中国で1989年に起きた)天安門事件のようにたたきつぶす」と語って、徹底弾圧を宣言した。反体制派が反発を強め、衝突が激化するのは必至の情勢だ。
カダフィ氏は、「私がこの地を去ることはない。ここで殉教者として死ぬ」と述べ、「明日(23日)までに事態が正常に戻らなければ、あらゆる武器を使う」と語って武力行使を一層強化する構えを打ち出した。
リビア当局は22日、反体制デモが始まった15日以降の死者は300人に達するとの集計を初めて公表した。しかし、中東の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」は22日、死者はすでに約800人に上ると伝えている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。