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http://wiredvision.jp/news/201102/2011022223.html
リビア:無差別攻撃と「見せしめ火刑」(動画)
2011年2月22日
Spencer Ackerman
[閲覧注意]
リビアの首都トリポリやベンガジで、反政府デモ隊に対する暴力的な鎮圧が行なわれている。自国の空軍を使った空襲を含む無差別な攻撃で、2月21日(米国時間)だけで250人が死亡したとAl Jazeera放送などは報道している。
トリポリにいる匿名の目撃者は、ジェット機やヘリコプター、軍の地上部隊が、トリポリで「猛烈な砲撃」を行なった、と『New York Times』紙に対して語っている。
一方、21日にはリビアの戦闘機2機がマルタに逃れ、空軍大佐2人が亡命を求めた。2人は、反政府デモ隊を空爆するよう命じられたが、従うことを拒否したと述べている。[軍の将校団は21日声明を出し、兵士たちに、カダフィ大佐排除のために市民と合流するよう呼びかけたという情報もある]
リビア政府はインターネットを遮断したが、遮断は完全なものではなく、上の動画のような画像などがネット上で出回っている。
上の動画は『Twitter』を通じて多くの人に知られつつあるもので、デモ参加者への発砲を拒否したために焼き殺された治安当局者たちの遺体を撮影したものだとされている。『YouTube』アカウント名「MeddiTV」は、上の動画を含め、いくつかの動画を投稿している。[World Newsサイトには、さらに多くのMeddiTVによる動画集がある]
Al Jazeera放送によると、少なくとも9人のリビア外交官が辞職したという。リビアの国際連合次席大使は、カダフィ大統領は「人道に対する罪と戦争犯罪」、ならびに「大量虐殺」の罪を犯していると述べた。
ワシントンDCにあるジョージ・ワシントン大学の中東問題専門家、Marc Lynch氏は、北大西洋条約機構(NATO)による軍事介入を求めている。同地域の暴動に関してオバマ政権の相談役を務めてきた同氏は、米国、国連、NATO、アラブ連盟は、「おそらくはNATOの力によって、リビア上空の飛行禁止区域を宣言ならびに強化し、デモ隊に対する軍用機の使用を防ぐこと」を検討すべきだ、とブログに書いている。
[日本語版:ガリレオ-矢倉美登里]
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