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【カイロ=花房良祐】反体制派の蜂起による混乱が深まるリビアで21日、軍の一部将校が兵士に「市民への合流」を呼び掛け、軍部にも政権側から離反する勢力があることが明確になった。戦闘機や武装ヘリなどによる市民への攻撃を伝える目撃情報も流れる中、内外で退陣圧力が強まる最高指導者カダフィ大佐は国営テレビで市民との対話の用意があると言明。政権延命を探る構えを示したが、体制の動揺は隠せない状況となってきた。
カダフィ大佐は22日未明、国営テレビで自らの映像を放映。「私はトリポリにいる」と述べ、出国したとの報道を否定したうえで、トリポリ中心部「緑の広場」にいる「若者と対話する」とも語った。一連の反政府運動がリビアで始まって以降、大佐が公の場で発言するのは初めて。
一部将校の兵士への呼び掛けは、中東衛星テレビ局アルジャズィーラが報じた。国軍兵士にデモを展開する市民との“共闘”を促す一方、首都トリポリに進軍して政権と戦うよう訴える声明を出したという。自国民への武力行使を命じた政権への反発が背景にあるとみられる。
政権批判は政府内も含めて広がりを見せた。同国のダバシ国連次席大使は「虐殺」と強硬対応を非難。アラブ連盟のムーサ事務局長は21日「対立ではなく対話が必要」と呼び掛けた。イスラム教法学者はリビア軍兵士はカダフィ大佐を射殺すべきだとする宗教令(ファトワ)を出した。
リビア各地ではデモ隊と治安部隊の衝突が続いている。反対派メディアなどによると、外国人の雇い兵が市民を無差別に殺害、20日に衝突が始まったトリポリだけで死者250人に達した。アルジャズィーラは21日夜、トリポリで戦闘機やヘリコプターが無差別に攻撃したとの住民の目撃情報を伝えた。
ただ、リビア国営メディアは21日、空軍が空爆したとの報道をカダフィ大佐の次男セイフイスラム氏が否定したと報道した。「郊外の軍倉庫を攻撃した」という。
AFP通信などによると、21日に戦闘機2機とヘリコプター2機が地中海の島国マルタに到着。戦闘機のパイロットは反体制派が掌握した北東部ベンガジへの空爆を命令されたと話しており、亡命を求めた。 カダフィ大佐は22日未明、国営テレビで自らの映像を放映。「私はトリポリにいる」と述べ、出国したとの報道を否定したうえで、トリポリ中心部「緑の広場」にいる「若者と対話する」とも語った。一連の反政府運動がリビアで始まって以降、大佐が公の場で発言するのは初めて。
一部将校の兵士への呼び掛けは、中東衛星テレビ局アルジャズィーラが報じた。国軍兵士にデモを展開する市民との“共闘”を促す一方、首都トリポリに進軍して政権と戦うよう訴える声明を出したという。自国民への武力行使を命じた政権への反発が背景にあるとみられる。
政権批判は政府内も含めて広がりを見せた。同国のダバシ国連次席大使は「虐殺」と強硬対応を非難。アラブ連盟のムーサ事務局長は21日「対立ではなく対話が必要」と呼び掛けた。イスラム教法学者はリビア軍兵士はカダフィ大佐を射殺すべきだとする宗教令(ファトワ)を出した。
リビア各地ではデモ隊と治安部隊の衝突が続いている。反対派メディアなどによると、外国人の雇い兵が市民を無差別に殺害、20日に衝突が始まったトリポリだけで死者250人に達した。アルジャズィーラは21日夜、トリポリで戦闘機やヘリコプターが無差別に攻撃したとの住民の目撃情報を伝えた。
ただ、リビア国営メディアは21日、空軍が空爆したとの報道をカダフィ大佐の次男セイフイスラム氏が否定したと報道した。「郊外の軍倉庫を攻撃した」という。
AFP通信などによると、21日に戦闘機2機とヘリコプター2機が地中海の島国マルタに到着。戦闘機のパイロットは反体制派が掌握した北東部ベンガジへの空爆を命令されたと話しており、亡命を求めた。
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