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サーチナ 2月13日(日)15時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000013-scn-int
菅直人首相が2月7日の「北方領土の日」、「ロシア大統領が国後島を訪問したことは許しがたい暴挙だ」と語ったことについて、ロシア側は「外交的ではない」と強く反発し、「日本政府は日露関係を損ない、反ロシア感情をあおろうとしている」と批判した。また、ロシアは韓国や中国に向けて北方四島の共同開発を呼びかけた。環球時報が報じた。
2010年11月のメドベージェフ大統領による国後島訪問以来、ロシアの政府高官が次々と北方四島を視察訪問している。日本は、前原外相が10年12月4日に海上保安庁に航空機で上空から北方領土を視察し、2月7日の北方領土の日には「私も、力になれるんだ 北方領土返還へ。北方領土は日本固有の領土です」という新聞広告を出したことで、日露間の緊張が高まっている。
北方四島は戦略上の重要性だけでなく、鉱山資源や海洋資源も豊富であることから、ロシアは北方四島の開発を決定した。メドベージェフ大統領は9日、近隣諸国に北方領土の共同開発を呼びかける予定であることを明らかにした。ロシアは11年4月までに開発部署を完成させる予定で、北方領土の開発については中国、韓国、日本に共同開発を呼びかけるという。
バサルギン地域発展相は択捉、国後島を視察した後、2月1日に韓国企業に共同開発を呼びかけ、韓国側はすでに開発プロジェクトの準備に着手しているという。このほか、3月には北京で中国企業向けの説明会を開催する予定で、ロシアは日本の参加の有無にかかわらず、開発を進めていく方針だ。
(編集担当:畠山栄)
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