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http://mainichi.jp/select/today/news/20110129k0000m030137000c.html
【カイロ和田浩明】ムバラク政権打倒を叫ぶ大規模な反政府デモが発生した28日。金曜礼拝が行われたカイロ近郊ギザのモスク(イスラム礼拝所)では、礼拝が終わったとたん、「アラー・アクバル(神は偉大なり)」の声が数千人の礼拝者から上がり、すぐに「ムバラク政権は去れ」の叫びに変わった。
同モスクは、エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長が訪れるとの情報があったため、昼過ぎにはすでに大量の治安部隊が周囲を取り囲んだ。普段は30分ほどだという説教がこの日は15分で終わり、礼拝が始まる。本来、礼拝では靴を脱ぐはずだが、きょうははいたままの人が目立つ。「緊急時だけ許される」(60代男性カイロ市民)対応だという。
数千人がイスラム教の聖地メッカに向かって地面に頭をこすり付けて祈る中、目つきの鋭い私服の男たちが立ったままで周囲をうかがった。治安関係者と見られる。
礼拝が終わると、参加者らは口々に神をたたえ、すぐに、叫びは「ムバラクは去れ」の大合唱に。エジプト国旗や反政府スローガンが書かれた紙を持った男たちは、モスク敷地の入り口に詰めていた治安要員ともみ合いながら行進を始めた。
すぐに治安当局が催涙ガス弾を発射し放水するが、人々はひるまない。放水に向かって「もっとかけろ」と叫ぶ若い男もいた。市内中心部のタハリール広場に続々と向かい始めた。
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