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毎日新聞 1月9日(日)21時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110109-00000050-mai-int
【北米総局】米捜査当局は簡易ブログ「ツイッター」の運営会社に対し、米公電を暴露している内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(39)=性犯罪容疑で逮捕、保釈中=や情報流出元とみられるブラッドリー・マニング陸軍上等兵=情報漏えいの疑いで拘束中=らのアカウント情報、電子メールアドレス、やり取りの接続記録のほか、銀行口座やクレジットカード番号などの個人情報があれば提出するよう求めた。アサンジ容疑者に対するスパイ容疑などでの立件を視野に、両者の関係に焦点を当てた捜査を進めるとみられる。
一連の外交公電暴露を違法行為と位置づける米捜査当局が、アサンジ容疑者らの具体的な個人情報収集に捜査範囲を拡大し、本格的な刑事責任追及に乗り出した格好だ。
欧米メディアが伝えた。一連の外交公電暴露を違法行為と位置づける米捜査当局が、本格的な刑事責任追及に乗り出した格好だ。米司法当局は訴追の意向を示していたが、捜査の具体的状況が明らかになるのは初めて。
流出した情報を受け取っただけでは罪に問うのは難しいため、ウィキリークス関係者のやり取りを把握したうえで、アサンジ容疑者がマニング上等兵に対し、米政府の秘密を漏らすよう「そそのかした」ことを裏付ける情報をつかみ、立件への足がかりにする意向とみられる。
ただ、「表現の自由」侵害に対する国際社会の懸念も根強く、捜査の展開には曲折も予想される。ウィキリークスは「米政府によるこうした個人への嫌がらせを強く非難する」との声明を出した。
ツイッター側はコメントしておらず、情報提供が実際に行われたかは分かっていない。
ロイター通信や米CNNによると、捜査対象はほかにウィキリークスの元協力者でアイスランド国会議員のヨンスドッティル氏ら数人。個人情報の収集は、裁判所の証拠提出命令に基づくもので、ツイッター側は捜査状況を公表しないよう求められたという。
ウィキリークスは、会員制交流サイト「フェースブック」やインターネット検索大手「グーグル」に対しても米当局から同様の要請があった場合はすぐに公表するよう求めた。
ヨンスドッティル議員は1年前にアサンジ容疑者と会い、昨夏まで活動に協力していたという。同議員は「私は犯罪にまったく関与していない」と反発。弁護士と今後の対応を検討する。
アイスランド政府は米大使を呼び、事情を聴いた。スカルプヘイジンソン外相は8日、地元ラジオに「米国の振る舞いは受け入れがたく、政府は全力で議員を守る」と述べた。
一方、クローリー米国務次官補(広報担当)は7日、ウィキリークスの公表で身の危険が懸念される人物らを「避難」させ、この問題に対処する30〜60人のチームが国務省で活動していることを明らかにした。
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