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産経新聞 12月30日(木)23時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101230-00000585-san-int
【モスクワ=佐藤貴生】ロシアのプーチン前政権下で解体された石油最大手ユコスのホドルコフスキー元社長(47)=禁固8年の刑で服役中=ら2人が、横領罪などで再訴追された通称「第2事件」で、モスクワの地区裁判所は30日、元社長に禁固14年の実刑判決を下した。
元社長は野党に資金援助するなどしてプーチン前大統領から敵視されていたとされ、2003年に脱税などの容疑で拘束された後、禁固8年の実刑判決が確定。第1事件の刑期は来年で満了の予定だった。新たな判決は拘束当初から算定され、元社長の刑期は17年までとなるもよう。
これにより、12年実施予定の大統領選に向けて元社長が政治活動を行うのは事実上、不可能になった。
裁判所は12月27日、第2事件の判決言い渡し開始直後に有罪と認定。これを受け、「政治的意思が影を落としている(クリントン米国務長官)、「ロシアの近代化の後退を示している」(ウェスターウェレ独外相)などと、欧米から批判が相次いでいた。
検察当局は今回、元社長らが8920億ルーブル(約2兆3800億円)相当の石油を横領したなどとして禁固14年を求刑していた。法廷では当時の経済閣僚らも「石油横領の事実は知らない」などと証言していた。
判決はプーチン前政権下の司法システムの不透明さを象徴するものとして注目を集めていた。今後、ロシアに対する欧米からの投資が冷え込む可能性も指摘されている。
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