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アジアプレス 12月15日(水)16時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000000-asiap-int
14日、ネパール警察はパラス・シャハ元皇太子を逮捕して事情聴取を始めた。
同日、事件が起きたリゾートホテル“タイガートップス”のあるチタワン郡の警察署は、シャハ氏の逮捕状をとった。それにともない同氏は滞在していた観光地ポカラのホテルで、警察の拘束下に置かれた。
ネパールのメディアが伝えるところによると、シャハ氏に対する逮捕状は、バングラデシュ人でコイララ外務大臣の娘婿であるルベル・チャウダリ氏に対する殺人未遂と違法な銃器所持の容疑に対するもので、警察はシャハ氏が11日の事件後に滞在していたフルバリ.リゾートホテルに多数の警官隊を送り込み、同氏を逮捕した。
聴取の内容は明らかにされていないが、警察当局はシャハ氏を事件のあったチタワン郡の警察署に連行してさらに詳しい事情聴取をすることになっている。
メディアは、14日夕方、ヘリコプターでチタワンに連行されたシャハ氏に対して、公の場で銃を発砲した件と違法に銃を所持していた件に関して官憲は起訴をした、と報じている。
元皇太子は、2001年6月1日にカトマンズ市内にあるナラヤンヒティ王宮内で、当時のビレンドラ国王一家全員を含む王族10人が亡くなった“ナラヤンヒティ王宮事件”のあと、父親のギャネンドラ氏が王位に就いたことにともなって皇太子となった。
シャハ氏は“王宮事件”のときには現場におり、目撃者の一人として、当時のディペンドラ皇太子が酔って銃を撃ち、ビレンドラ国王夫妻らを殺害したと証言していた。
王制があった時代から、その蛮行のために評判が悪かったシャハ氏は、共和制になってからシンガポールに拠点を移していたが、最近はネパールに戻って、宗教的な行事や王制支持者の集まりなどに積極的に参加していた。
〔カトマンズ 小倉清子〕
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